人文研究見聞録:乙見神社 [島根県]

島根県出雲市にある乙見神社(おとみじんじゃ)です。

出雲大社の摂社で、祭神に高比売命(下照比売命)を祀っています。


神社概要

由緒


当社は出雲大社の摂社で、正式には大穴持御子玉江神社(おおなもちのみこのたまえのかみのやしろ)という社名だそうです。

由緒書によれば、祭神の高比売命(たかひめのみこと)はオオクニヌシの御子神で、下照比売命(したてるひめのみこと)とも称されており、国土経営に尽力してオオクニヌシを助けたとされています。

なお、当社は『出雲国風土記』の「出雲郡条」にある「企豆伎社」の「同社」のうちの一社だともいわれています。

祭神


乙見神社の祭神は以下の通りです。

・高比売命(タカヒメ):オオクニヌシとタギリヒメの御子神で、アメノワカヒコの妻になったとされる
 → 下照比売命(シタテルヒメ)とも

料金: 無料
住所: 島根県出雲市大社町修理免上原(マップ
営業: 終日開放
交通: 出雲大社前駅(徒歩12分)
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。