人文研究見聞録:ひねぽん [兵庫県]

播州名物の ひねぽん を紹介します。


概要


ひねぽんとは、拈鳥の肉を炙ってポン酢を加えて作る播州の名物料理で、播州地域の居酒屋などで食べることができます。

拈鳥(ひねどり)とは卵を産まなくなった老いた雌鶏のことで、拈鳥の肉は若いニワトリよりも肉質が硬めで歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨味が出てくるとされています。ひねぽんは拈鳥の肉を炙ってポン酢で和えるという点は共通しているものの、薬味の有無や味なんかは店ごとに違うんだそうです。

感想


今回は姫路散策のついでということで名物のひねぽんを食べてみることにしました。

ひねぽんは ざっくりいうと鶏肉を使ったポン酢味のあっさり系のおつまみで、コリコリとした拈鳥の食感が特徴的です。

薬味に使われていた青ネギやタマネギとも相性がよく、なかなか美味しくいただけました。

味なんかは店ごとに違うようなので、色々な店で食べ比べてみるのも面白いと思います。
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。