千姫天満宮(姫路市) [兵庫県]
2019/07/10
兵庫県姫路市にある千姫天満宮(せんひめてんまんぐう)です。
本多忠刻の正室である千姫によって創建された天満宮で、主祭神に天満大自在天神(菅原道真)を祀っています。
なお、境内には水尾神社および男山八幡宮も鎮座しています。
神社概要
由緒
兵庫県神社庁HPによれば、当社は元和9年(1623年)3月に千姫(せんひめ)が創建したとされます。
千姫は徳川秀忠とお江の子として生まれ 豊臣秀頼と結婚して正室となった人物で、天神(菅原道真)を信仰していたそうです。慶長20年(1615年)の大坂夏の陣で秀吉が自害すると千姫は寡婦となりますが、翌年の元和2年(1616年)に本多忠刻と再婚し、元和3年(1617年)に忠刻が姫路に移封されると、千姫は本多家の繁栄を願って元和9年(1623年)に男山に天満宮を創建して それまで守護神として城内で祀っていた天神木像を ここに遷したとされます。
また、木像の他に金泥法法華経・観音経・唐鏡・袖手見・羽子板・虎の爪・茶碗・帯なども奉納したとされ、現在当社では千姫が奉納したとされる羽子板にあやかって羽子板型の絵馬も行われています。なお、この絵馬は切手を貼れば郵便物として送ることもでき、学業成就や恋愛成就の御利益もあるといわれているそうです。
祭神
千姫天満宮の祭神は以下の通りです。
境内の見どころ
幸運の蛙(三福かえる)
千姫天満宮の境内にある幸運の蛙です。
三福かえるとも呼ばれ、宝かえる(金運招福)、無事かえる(交通安全)、若かえる(健康長寿)のご利益があるそうです。
社殿
千姫天満宮の社殿です。
臥牛像
千姫天満宮の臥牛像です。
絵馬
千姫天満宮の絵馬です。
当社創建の逸話に沿って羽子板型になっており、裏面に当社宛の宛名が印字されています。
学業成就や恋愛成就の御利益もあるといわれ、願いを書いて切手を貼れば当社に送ることができるようです。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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