男山八幡宮(姫路市) [兵庫県]
2019/07/13
兵庫県姫路市にある男山八幡宮(おとこやまはちまんぐう)です。
南北朝時代に創建された八幡宮で、祭神に誉田別命・息長足姫尊・比売大神を祀っています。
男山という小高い山の中腹に建っており、拝殿前からは姫路城を望むこともできます。
また、麓の境内には水尾神社および千姫天満宮が鎮座しています。
神社概要
由緒
由緒書によれば、貞和元年(1345年)に京都の男山八幡宮(石清水八幡宮)より勧請されたことに始まるとされます(wikipediaによれば、赤松貞範が姫山に城を築く際に その鎮守社として勧請したとされる)。
記録では文明元年(1469年)に大改築が行われ、延宝7年(1679年)に松平直矩が社殿を修理し、正徳6年(1716年)には第13代城主・榊原政邦が姫路城の守護神として新社殿を寄進建立したとされています。なお、社殿前の石鳥居には政邦の武運長久・家門繁栄を願った文章が刻まれており、このときには金箔壮巌な御神鏡も奉納し、家中諸士からは石灯籠と絵馬も奉納され、極めて壮麗であったといわれているそうです。
その後は歴代の城主の尊崇篤く、姫路城の建つ姫山に対して夫婦山である男山に鎮座していることから「男山厄神さん」と呼ばれて庶民にまで親しまれたとされています。
祭神
男山八幡宮の祭神は以下の通りです。
【主祭神】
・誉田別命(ホンダワケ):応神天皇の別名で八幡宮の主祭神として祀られることが多い
→ 応神天皇(おうじんてんのう):第15代天皇
【配祀神】
・息長足姫尊(オキナガタラシヒメ):仲哀天皇の皇后であり、応神天皇の母(神功皇后)
・比売大神(ヒメノオオカミ):八幡三神の一柱(宗像三女神といわれるが諸説ある)
・誉田別命(ホンダワケ):応神天皇の別名で八幡宮の主祭神として祀られることが多い
→ 応神天皇(おうじんてんのう):第15代天皇
【配祀神】
・息長足姫尊(オキナガタラシヒメ):仲哀天皇の皇后であり、応神天皇の母(神功皇后)
・比売大神(ヒメノオオカミ):八幡三神の一柱(宗像三女神といわれるが諸説ある)
境内の見どころ
石段
男山八幡宮の石段です。
案内板によれば88段あるそうです。
鳥居
男山八幡宮の鳥居です。
正徳6年(1716年)に榊原政邦によって奉納されたもので、武運長久・家門繁栄を願った文章が刻まれています。
飛躍馬像
男山八幡宮の鳥居脇にある飛躍馬像です。
阿型は雲龍、吽型は飛龍と呼ばれているそうです。
拝殿
男山八幡宮の拝殿です。
男山から望む姫路城
男山から望む姫路城です。
なかなか綺麗に見えるので、撮影スポットとしては最適の場所かもしれません。
料金: 無料
住所: 兵庫県姫路市山野井町1-3(マップ)
営業: 終日開放
交通: 姫路駅(徒歩25分)
公式サイト: http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6316023.html
住所: 兵庫県姫路市山野井町1-3(マップ)
営業: 終日開放
交通: 姫路駅(徒歩25分)
公式サイト: http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6316023.html
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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