橿原神宮 [奈良県]
2016/06/22
奈良県橿原市にある橿原神宮(かしはらじんぐう)です。
明治時代に創建された比較的新しい神社であり、祭神に初代 神武天皇と皇后を祀っています。
橿原市の観光地として有名であり、初詣が非常に混みあうことでも知られています。
神社概要
由緒
『記紀』によれば、神武天皇は橿原宮で即位したとされており、現社地は明治以前には「橿原宮跡」として知られていたとされます。
明治維新の後、民間の有志によって橿原宮跡に神武天皇を祀るための神宮創建の請願が出され、これに感銘を受けた明治天皇によって京都御所の賢所・神嘉殿、および元金が下されたことから、明治23年(1890年)4月2日に官幣大社として橿原神宮の創建に至ったとされています。
祭神
橿原神宮の祭神は以下の通りです。
主祭神
・神武天皇(じんむてんのう):日本の初代天皇であり、瓊瓊杵尊(ニニギ)の4世孫に当たる
→ 正式名を「神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと)」という
・媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと):神武天皇の皇后であり、大物主命の娘に当たるとされる
・神武天皇(じんむてんのう):日本の初代天皇であり、瓊瓊杵尊(ニニギ)の4世孫に当たる
→ 正式名を「神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと)」という
・媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと):神武天皇の皇后であり、大物主命の娘に当たるとされる
関連社
長山稲荷社
橿原神宮の末社である長山稲荷社です。
当社は橿原神宮創建以前から長山の地主神として祀られており、五穀豊穣・商売繁盛の御利益があるとされています。
祭神
・宇迦能御魂神(ウカノミタマ):いわゆる稲荷神
・豊受気神(トヨウケノカミ):食物の神(伊勢外宮祭神)
・大宮能売神(オオミヤノメ):商売繁盛の神(伏見稲荷の稲荷三神の一)
・宇迦能御魂神(ウカノミタマ):いわゆる稲荷神
・豊受気神(トヨウケノカミ):食物の神(伊勢外宮祭神)
・大宮能売神(オオミヤノメ):商売繁盛の神(伏見稲荷の稲荷三神の一)
池田神社
橿原神宮の神域にある池田神社です。
由緒は不明ですが、イトクの森古墳の後円部に鎮座しているとされています。
祭神
・懿徳天皇(いとくてんのう):日本の第4代天皇
・懿徳天皇(いとくてんのう):日本の第4代天皇
東大谷日女命神社
橿原神宮の神域にある東大谷日女命神社です。
式内社であり、畝傍山の登山道付近に鎮座しています。
祭神
・姫踏鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと):神武天皇の皇后であり、大物主命の娘に当たるとされる
・姫踏鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと):神武天皇の皇后であり、大物主命の娘に当たるとされる
境内の見どころ
表参道鳥居
橿原神宮の表参道鳥居です。
神門
橿原神宮の神門です。
拝殿
橿原神宮の拝殿です。
本殿
橿原神宮の本殿です。
深田池
橿原神宮の深田池(ふかだいけ)です。
遊歩道が設置されており、池で遊泳する水鳥を眺めることができます。
神饌田
橿原神宮の神饌田(しんせんでん)です。
神前に供える神饌の米を得るための田であり、毎年の春秋に祭典が行われるそうです。
北参道鳥居
橿原神宮の北参道鳥居です。
イトクの森古墳
橿原神宮の北参道付近にあるイトクの森古墳です。
東大谷日女命神社前の磐座
畝傍山の麓に鎮座する東大谷日女命神社の前には、磐座が祀られています。
周辺の見どころ
土産屋
橿原神宮付近の土産屋では、土偶や埴輪が売られています。
神武天皇陵
橿原神宮付近にある神武天皇陵です。
初代 神武天皇の御陵に治定されています。
詳しくはこちらの記事を参照:【神武天皇陵】
綏靖天皇陵
橿原神宮付近にある綏靖天皇陵です。
第2代 綏靖天皇の御陵に治定されています。
詳しくはこちらの記事を参照:【綏靖天皇陵】
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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