三嶋神社(西条市) [愛媛県]
2015/11/26
愛媛県西条市にある三嶋神社(みしまじんじゃ)です。
奈良時代に大山祇神社から勧請された古社であり、後世は一柳氏(越智氏の後裔)の産土神になったとされます。
また、毎年10月17日に行われる「小松祭り」では、だんじりが奉納されることで知られています。
神社概要
由緒
社伝によれば、奈良初期の和銅5年(712年)8月23日、元明天皇の勅語により、国司・河野伊予守越智宿禰玉置(越智玉興)、越智玉澄の兄弟が大山祇大神(大山祇神社)より勧請した古社であり、総鎮守として国司領主の崇敬を集めたとされています(ある書によれば、聖武天皇の時代である天平年中に河野益雄によって勧請されたとも)。
後に井河神を開発の守護神として合祀し、その後、寛永15年(1638年)に小松藩主・一柳直頼が入封して本殿を再建し、以来、一柳家の産土神として歴代の藩主の庇護を受けてきたそうです。
そして、嘉永7年(1754年)に船山頂上に遷座され、船山八幡宮を本社に合祀し、現在に至るとされています。
祭神
三嶋神社の祭神は以下の通りです。
主祭神
・大山祇大神(オオヤマツミ):山神
・高龗大神(タカオカミ):水神
・雷大神(イカヅチノオオカミ):雷神
配神
・十六王子神
・誉田別大神(ホンダワケ):応神天皇(八幡大神)
・井河神:開発の神
・軻遇突智神(カグツチ):火神
・小松藩主歴代祖霊
・大山祇大神(オオヤマツミ):山神
・高龗大神(タカオカミ):水神
・雷大神(イカヅチノオオカミ):雷神
配神
・十六王子神
・誉田別大神(ホンダワケ):応神天皇(八幡大神)
・井河神:開発の神
・軻遇突智神(カグツチ):火神
・小松藩主歴代祖霊
関連社
花陵神社
三島神社の境内社・花陵神社です。
この神社は、嘉永7年(1754年)の本社遷宮の際、船山にあった古墳を発掘し、そこから出土した石棺の人骨・副葬品を奉斎し、その霊を神として祀る神社とされています(発掘物の一部は帝宝博物館に保管される)。
なお、祭神名は奇玉命(くしたまのみこと?)とされているようです。
境内社
三嶋神社の境内社に祀られる神は以下の通りです。
・八坂神社:須佐之男命などを祀る
・倉末神社:猿田彦命などを祀る
・美神社:多紀理姫命などを祀る
・興玉神社:猿田彦命を祀る
・蛇之神社:少彦名命を祀る
・荒神社:奥津彦神などを祀る
・倉末神社:猿田彦命などを祀る
・美神社:多紀理姫命などを祀る
・興玉神社:猿田彦命を祀る
・蛇之神社:少彦名命を祀る
・荒神社:奥津彦神などを祀る
そのほかにも、小さな祠がいくつか点在しています。
料金: 無料
住所: 愛媛県西条市小松町新屋敷甲2236
営業: 終日開放
交通: 伊予小松駅(徒歩12分)
住所: 愛媛県西条市小松町新屋敷甲2236
営業: 終日開放
交通: 伊予小松駅(徒歩12分)
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿