柿本人麻呂にまつわる全国の神社仏閣(まとめ)
2015/12/26
万葉歌人として有名な柿本人麻呂ですが、国史には登場しないため、その生涯は多くの謎に包まれています。
そんな人麻呂の謎に迫るべく、人麻呂を祀る全国の社寺情報を集めてみました(伝承・霊験なども記載)。
※出典が定かではない情報も含んでいますので、ご注意ください。また()は人麻呂を祀る境内社名です。
【目 次】
北海道・東北地方
北海道
・徳山大神宮:北海道松前郡松前町神明(マップ)
→ 近隣47神社の合祀神に柿本人麻呂が含まれる
青森県
宮城県
・桜岡大神宮:宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園1-1(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
関東地方
栃木県
・人丸神社:栃木県佐野市戸奈良町(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・人丸神社:栃木県佐野市小中町1061(マップ)
→ 当地に人麻呂が来たことにちなみ、里人が元慶元年(877年)に石見国の高角山から勧請したとされる
⇒ 「志もつけの 安蘇野の原の あさあけに もやかけわたる つつらくさかな」と詠まれた
⇒ 明石の柿本神社からの勧請という説もある
・鹿島神社遥拝殿:栃木県佐野市戸奈良町2117(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 明治期に他6社とともに人丸神社を合祀したとされる
・人丸神社:栃木県佐野市山形町1223(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 山形地区の氏神として尊崇されていたが、文久2年(1862年)3月に現在地に遷座したという
・磯山弁財天(涌釜神社):栃木県佐野市出流原町(マップ)
→ 境内社「涌釜神社」に人丸様を祀る
⇒ 出流原弁天池には「人麻呂が当地に訪れて、杖で岩をついたら水が湧いた」という伝説があるという
・人丸神社:栃木県さくら市松山新田300(マップ)
→ 柿本人丸(人丸大明神)を主祭神とし、拝殿には人丸の歌や肖像が飾られる
⇒ 非業の死を遂げたことから生じた「人丸信仰」を根拠とする(防火・安産・水神の霊験を謳うもの)
→ 天明・天保の大飢饉による荒廃から立ち直った村に柿本人麻呂を祀り、村の鎮守にしたことに始まる
群馬県
・赤城神社:群馬県前橋市富士見町赤城山4-2(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・小暮神社:群馬県前橋市富士見町小暮815(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・砥沢神社:群馬県甘楽郡南牧村砥沢277
→ 柿本人麿を祀る
・厳島神社:群馬県前橋市紅雲町2-16(マップ)
→ 柿本人丸を配祀し、「人丸さま」と通称される
→ 県内最古の柿本人麻呂の万葉歌碑に「奥山の 石垣沼の 水籠に 恋やわたらん 逢うよしをなみ」とある
⇒ 「石垣沼」は赤城の大沼だとも云われ、かつて大洞赤城神社の里宮があった(古くは柿宮と称した)
⇒ 柿宮では万葉歌碑を人麻呂の御宮としていたため、「人丸さま」と称されるようになったとも
・大東神社:群馬県伊勢崎市東小保方町3297-2(マップ)
→ 柿本人丸を合祀するとも
・東大室神社:群馬県前橋市東大室町715(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・宝蔵寺(人丸神社):栃木県足利市野田町1809(マップ)
→ 柿本人丸を祀っていると思われる
茨城県
・草薙神社:茨城県ひたちなか市海門町1丁目1-8(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
千葉県
・下立松原神社:千葉県南房総市白浜町滝口1728(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
埼玉県
・川越氷川神社(柿本人麻呂神社):埼玉県川越市宮下町2-11-3(マップ)
→ 境内社「柿本人麻呂神社」にて柿本人麻呂を祀る(安産・防火の神とされる)
⇒ 直系の子孫・綾部家が戦国時代に川越に移住してきたことから祀られるようになった
⇒ 4月18日に「柿本人麻呂祭」が行われる
東京都
・神田明神:東京都千代田区外神田2-16-2(マップ)
→ 合祀殿の「天神社」にて柿本人麻呂命を祀る
⇒ 「江戸砂子」の著者・菊岡沾涼によって柿本人麻呂公の神像が祀られたことから合祀された
・西久保八幡神社:東京都港区虎ノ門5-10-14(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
中部地方
富山県
・児丘神社:富山県富山市宮尾868(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
福井県
・足羽神社:福井県福井市足羽1-8-25(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
山梨県
・住吉神社:山梨県甲府市住吉1丁目13-10(マップ)
→ 境内社「天神人麻呂社」に柿本人麿を祀る
長野県
・穂高神社(歌神社):長野県安曇野市穂高6079(マップ)
→ 境内社「歌神社」に柿本人麻呂公を祀る
岐阜県
・伊奈波神社(和歌三神社):岐阜県岐阜市伊奈波通1-1(マップ)
→ 境内社「和歌三神社」で和歌三神の一柱として柿本人丸を祀る
・東山神明神社:岐阜県高山市天性寺町71(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
⇒ 社宝に円空上人が彫刻した柿本人麿坐像がある
・八王子神社:岐阜県恵那市明智町1400-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麻呂社」に柿本人麿神を祀る
⇒ 柿本人麻呂社は明智光秀によって建立され、県の重要文化財に指定されている
愛知県
近畿地方
三重県
・坂社:三重県伊勢市八日市場町12-10(マップ)
→ 人磨大明神を合祀する
・伊佐和神社:三重県松阪市射和町1073(マップ)
→ 柿本人麿公を合祀する
・江島若宮八幡神社:三重県鈴鹿市東江島町5-7(マップ)
→ 人丸大神を合祀する
京都府
・河上三神社(人丸神社):京都府京丹後市久美浜町布袋野山神(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・下御霊神社(猿田彦社相殿柿本歌聖):京都府京都市上京区新烏丸通丸太町下る信富町324(マップ)
→ 境内社「猿田彦社(相殿柿本歌聖)」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 非業の死を遂げた人物を慰霊する神社
・壬生寺(人丸塚):京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31(マップ)
→ 境内にある「人丸塚」は万葉歌人・柿本人麻呂の灰塚と伝わる(防火の霊験あり)
・岩船寺:木津川市加茂町岩船上ノ門43(マップ)
→ 寺伝に「794年、柿本人麻呂は寺の鎮守社として白山神を勧請した」とある
⇒ ただし、時代が通説と大分ずれる
・白山神社:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門94(マップ)
→ 伊弉册尊(イザナミ)を祀る
→ 柿本人麻呂が社殿を造営し、行基が祭神を勧請したと伝わる
⇒ 岩船寺に同じく、時代が通説と大分ずれる
・常光庵:京都府城陽市寺田大川原46-5(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る(門前には銅像がある)
⇒ 西光院の西隠法師が門前にて人麻呂像が包まれた藁包を見つけ、堂内に安置したという
・華台寺:京都府久世郡久御山町中島法楽寺16(マップ)
→ かつて存在した「巨椋池」について人麻呂が歌を詠み、それが「伏見」の語源となったと云う
⇒ 『万葉集』に「巨椋の 入江響むなり 射目人の 伏見が田居に 雁渡るらし」とあり、「巨椋」の初出とされる
・住吉神社(人丸神社):京都府京都市下京区下松屋町通松原下る三丁目 藪之内町617(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社跡:京都府京都市中京区御倉町
→ かつて柿本人麻呂を祀る神社があったという
・朝日神明宮(人丸社):京都市下京区麩屋町五条上る鱗形町(マップ)
→ 末社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
大阪府
・高崎神社:大阪府大阪市住之江区南加賀屋4丁目15-3(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 宝暦5年(1755年)に創建され、天保8年(1837年)の遷座に伴って柿本人麻呂を合祀した
・高砂神社:大阪府大阪市住之江区北島3丁目14-12(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 高崎神社と同じ創建者であり、宝暦11年(1761年)の社殿造営時に柿本人麿朝臣の神像と共に奉斎された
兵庫県
・生田神社(人丸神社):兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
⇒ 夫婦和合・学問向上の神として祀られる
・鴨神社(柿本神社):兵庫県丹波市市島町梶原533-1(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:兵庫県明石市人丸町1-26(マップ)
→ 柿本人丸公を祀る
→ 仁和3年(887年)に明石の岡の楊柳寺の僧・覚証の夢想によって人麻呂の神霊が祠に祀られたことを起源とする
⇒ 元和6年(1620年)、小笠原忠政の明石城を築城の際に現在地に遷されて社殿を造営された
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
⇒ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 人麻呂は、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕え、石見国守となって製紙業を広めたとされる
⇒ 人麻呂は、天武4年3月9日に叙三位兼播磨守に任じられた(『石見国風土記(逸文)』より)
・明石公園(人丸塚):兵庫県明石市明石公園1-27(マップ)
→ 柿本人麻呂公の神霊がここに祀られ、後に明石城の守護神とされたという
⇒ 明石の柿本神社の由緒に繋がるもの
・乎疑原神社(柿本社):兵庫県加西市繁昌町529(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麻呂を祀る
・人麻呂神社:兵庫県高砂市伊保町今市字西所367番(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・稲岡神社(人丸神社):兵庫県姫路市青山字稲岡山649(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・射楯兵主神社(柿本社):兵庫県姫路市総社本町190(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麿を祀る
・九所御霊天神社:兵庫県姫路市大善町7(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
奈良県
・人麿神社:奈良県橿原市地黄町445(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 奈良県葛城市新庄町の柿本神社から分祀されたと伝えられる
・今井町春日神社(人丸神社):奈良県橿原市今井町3丁目162(マップ)
→ 境内社「人丸神社」にて柿本人麿を祀る
⇒ 柿本人麻呂の木質紳像を安置するとされる
・柿本神社(柿本山影現寺) :奈良県葛城市柿本164(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
→ 宝亀元年(770年)、石見国で没した人麻呂当地に改葬し、「人麻呂堂」と呼ばれる神社を建立したことに始まる
⇒ 当地は、かつて人麻呂の領地だったとされる
→ 858年、空海の直弟子・真済上人によって影現寺が創建され、柿本神社を護る神宮寺とされた
⇒ 一説には真済上人は柿本人麻呂と又従兄弟の関係にあるとも
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
→ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 十市郡磐余幸玉の宮の柿木とも
→ 柿本村の伝承によれば、人麻呂は柿本邑出身の石見守・柿本宗人の子であるとされる
⇒ 母の死後は当村に住んで、依佐良姫を娶って当地で没したという
⇒ 依佐良姫の墓は根成柿村の天満神社の境内にあるという
⇒ 柿本村にあった柿本寺は人麻呂が生まれ育ったとされ、人麻呂の古墳(墓)があるとも
・和爾下神社(柿本寺跡):奈良県天理市櫟本町2430(マップ)
→ かつて柿本氏の氏寺であった「柿本寺跡」がある
⇒ 『柿本朝臣人麻呂勘文』によれば、柿本寺は人麻呂の一族の柿本朝臣氏によって建立されたと伝わる
⇒ 「朝臣(あそん)」は天武天皇が作った「八色の姓」の第二位にあたり、有力な氏族に与えられた姓である
→ この柿本氏は和珥氏の末裔に当たるとされる(人麻呂の生誕地と伝えられるとも)
→ 江戸時代建立の「歌塚」があり、付近の墳丘は人麻呂の遺髪を埋めたところと伝えられる
・極楽寺:奈良県天理市櫟本町883(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る
→ 公式サイトによれば、人麻呂は当地の出身であるとされる(上記、和爾下神社の説明に同じ)
⇒ 石見国の高角の鴨山で没したという説には否定的である
・阿騎野・人麻呂公園:奈良県宇陀市大宇陀中庄(マップ)
→ 柿本人麻呂の乗馬像がある
和歌山県
・真妻神社:和歌山県日高郡印南町松原158(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
中国地方
島根県
・物部神社(柿木神社):島根県大田市川合町川合1545(マップ)
→ 末社「柿木神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 案内板によれば「物部氏の流れという説がある」と説明される
・高角山 人丸神社:島根県江津市島の星町(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 島の星山(高角山)の入植者が開拓の励みとして、郷土ゆかりの歌人・柿本人麻呂を祀ったことを起源とする
→ 境内には人麻呂と妻・依羅娘子の銅像がある
⇒ 依羅娘子は石見国の都濃津(江津市)の出身と伝えられている
・都野津柿本神社:島根県江津市都野津町(マップ)
→ 柿本人麻呂、依羅娘子を祀る
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の末裔と称する井上氏によって人麻呂・依羅娘子の寓居跡に創建された神社である
⇒ 境内には、かつて人麻呂がこの地に仮寓した記念として植えられた「人麻呂の松」があった(今は切り株となる)
→ 依羅娘子は当地において「神主恵良の豪家の娘」「当地の医師・井上道益の娘」と伝えられている
・高神の丘:島根県江津市二宮町神主イ694
→ 柿本人麻呂終焉の地である「鴨山」と伝えられる(いわゆる江津説)
・依羅娘子生誕伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の生誕したと伝えられる場所
・スイトコ人麻呂終焉伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 名前から察するに、人麻呂の終焉地と伝承されている場所だと思われる(情報不足)
・齋藤茂吉鴨山記念館:島根県邑智郡美郷町湯抱265-1(マップ)
→ 人麻呂の終焉地に関して「邑智説」が、昭和期に齋藤茂吉によって唱えられた
・伊甘神社(石見国府跡):島根県浜田市下府町935(マップ)
→ 柿本氏の祖とされる天足彦國押人命を祀る
⇒ 境内に国府跡碑があり、人麻呂が石見国守として赴任してきたと考えられている(情報不足)
⇒ 人麻呂の死没に関する比定地に浜田説があるとされるが情報が非常に少ない
・秋葉神社:島根県浜田市殿町(マップ)
→ 柿本神社を合祀するとされる
・人麻呂の契り岩:島根県浜田市弥栄町程原弥畝山
→ 人麻呂が上京する際、妻・依羅娘子との再開を契って歌を詠んだと伝わる
・鴨島趾展望地:島根県益田市久城町1199-1(マップ)
→ 人麻呂が晩年を過ごしたとされる「鴨島」の存在を伝える記念碑(いわゆる益田説)
⇒ 伝承によれば、かつて高津・中須沖に鴨島が存在したが、平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没した
→ 梅原猛の『水底の歌』にて「人麻呂水刑死説」が唱えられ、実際に海底調査が行われた
⇒ 昭和52年、平成5年の海底調査によって「万寿地震」は科学的に存在したと言える調査結果が出たという
・高津柿本神社:島根県益田市高津町上市イ2616-1(マップ)
→ 柿本人麿命を祀る
→ 鴨島で没した人麻呂の霊を祀るために創建した「人丸社」を起源とする
⇒ 「人丸社」は平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没し、高津の松崎に漂着した人麻呂の尊像を祀ったという
⇒ 江戸時代に津和野藩主・亀井氏の崇敬を受けて、現在地に遷座し、社殿・楼門などを寄進された
→ 社伝によれば、全国に点在する柿本神社の本社とされる
⇒ 山口県の柿本神社(人丸社)には高津柿本神社からの勧請とするものが多い
⇒ 奈良県の柿本神社など、高津柿本神社の勧請としないものもある
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人の後胤である小野氏族の分派の柿本族出身とされる
⇒ 柿本族は小野族の縁戚を頼って石見国に移住し、人麻呂は小野の地に誕生したという
⇒ 人麻呂は青年期に都に上って、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕えた(天武天皇を含むとされる説明もある)
⇒ 後に石見国守として帰郷し、製紙業を地元に広めたという(石見半紙はその流れを汲むとされる)
⇒ 晩年は鴨島で過ごし、現地で没したとされる
・戸田柿本神社:島根県益田市戸田町イ-856番地(マップ)
→ 柿本人麿朝臣を祀る
→ 神亀元年に人麻呂が高角鴨山で逝去したことから、死後に戸田村に社を建ててその霊を祀ったことに始まる
⇒ 神社の付近に「柿本人麻呂生誕地碑」や「柿本人麿御廟所」がある
⇒ 社家・綾部家(語家)は人麻呂の母方の家系と伝わっている
⇒ 人麻呂の家柄に関する文献がいくつか残っており、社宝として保存されている
→ 人麻呂は戸田村の出身であり、柿本氏某と綾部家の女の間に生まれたとされる(当社文献による)
⇒ 柿本氏は孝昭天皇の御子を祖とする家柄であるとされる
⇒ 同族は春日族、小野族、櫛代族の一部(分流)であり、柿本氏と共に石見の地に下向したとされる
⇒ 綾部家(語家)は柿本氏が大和に居る頃から仕えたとされる(綾部家は代々巫女が世襲する家系とも)
⇒ 少なくとも幼少期~青年期までの資料が残っているとされる(近隣には人麻呂伝承のある岩などもある)
・柿本人麿御廟所:島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂の霊を祀る御廟所であり、遺髪を埋めた「遺髪塚」とも云われている
⇒ 江戸時代に戸田柿本神社にまつわる伝説的な出来事が起きたことから、御廟所とされた
・柿本人麿伝承岩(足型岩・聖なる岩):島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂が足型を付けた「足形岩」と、幼少期に座って歌を詠んだ「聖なる岩」が残されている
⇒ 幼少期の人麻呂が神童であったことを伝える証拠として、地元で語り継がれてきたという
・遠田八幡宮:島根県益田市遠田町3303(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・新宮神社:島根県益田市美都町宇津川ロ355乙(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・八幡宮(稲荷神社):島根県益田市匹見町紙祖イ2218番地(マップ)
→ 境内社「稲荷神社」に柿本人麿を合祀する
・高城神社:島根県益田市神田町イ1083(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・杵築神社:島根県鹿足郡津和野町枕瀬272(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
広島県
・旭山神社:広島県広島市西区己斐西町12(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・宮久保神社(人丸神社・客神社):広島県大竹市栗谷町小栗林508(マップ)
→ 境内社「人丸神社・客神社」に柿本人麿を祀る
・嚴島神社(人丸神社):広島県大竹市大竹町木野(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・河内神社:広島県山県郡安芸太田町下殿河内
→ 柿本人麿を配祀する
山口県
・鶴ケ嶺八幡宮(医師神社):山口県阿武郡阿武町奈古3348(マップ)
→ 境内社「医師神社」に柿本人麿を祀る
・柿本神社:山口県萩市江崎(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・武氏八幡宮:山口県萩市大字上小川東分1582(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 幕末(1866年)の「四境の役」の際、人丸が守護神として現れたことを記念して創建した
・須賀神社:山口県萩市鈴野川1285番地(マップ)
→ 柿本大神(柿本人丸)を配祀する
・柿本人丸大明神:山口県萩市紫福堂ヶ市(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 神亀2年(725年)、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
⇒ 御神体は高津柿本神社から持ち帰った石とも
・上野山八幡宮:山口県萩市紫福6969(マップ)
→ 柿本人丸命を配祀する
→ 往古、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
・福井八幡宮(人丸神社):山口県萩市福井下(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部上麻生(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部下字柳(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
⇒ 石見たたら職人の人丸信仰のトーテムだったとも
・大井八幡宮(人麿社):萩市大井市場(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
→ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・楞厳寺:山口県萩市大字山田玉江1区4418(マップ)
→ 人丸神像を祀る
・住吉神社:山口県萩市浜崎町240(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸神社:山口県萩市大字椿東中の倉1699(マップ)
→ 柿本人磨朝臣を祀る
→ 天正年間(1572年)に高津柿本神社より人麻呂の分霊を勧請して祀ったことに始まる
⇒ 学問の神、漁業の神(龍神)、商業の神(龍神)、安産の神、火難除けの神として祀られる
・西見山八幡宮:山口県萩市大字紫福1431(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸社:山口県萩市高佐上辻山西側(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
・八幡人丸神社:山口県長門市油谷新別名人丸35(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
・白山神社:山口県下関市菊川町下保木543(マップ)
→ 境内社「柿本人麿神社」に柿本人麿を祀る
・王司神社:山口県下関市向日植田510(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
⇒ 油谷町の人丸神社から勧請された
・住吉八幡宮(人丸社):山口県下関市豊北町大字神田3901(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
・忌宮神社(八坂神社):山口県下関市長府宮の内町1-18(マップ)
→ 境内社「八坂神社」に柿本人丸を祀る
→ 寛政9年(1797年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・生野神社(人丸神社):山口県下関市幡生宮の下町16-18(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・福江八幡宮:山口県下関市福江397(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・人丸社:山口県下関市豊浦町川棚上西堂(マップ)
→ 石祠に人丸神像を祀る
→ 幕末から明治期に疫病が流行ったため、地域の長老3人が明石の柿本神社から勧請したとされる
・人丸社:山口県山陽小野田市西高泊後潟上(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 明治20年(1887年)頃、当地で牛馬の疫病が発生したため、長門市油谷の人丸神社から勧請したとされる
・柿本大明神:山口県宇部市芦河内沼田ヶ原(マップ)
→ 石祠に柿本大明神を祀る
→ 文政7年(1824年)11月、明石柿本人麿大明神が当地の娘に神懸かって、村民を疫病より護ったという
⇒ その感謝の証に、有志によって石祠が建てられたという
・覚天寺(弁財天社):山口県山陽小野田市有帆1867(マップ)
→ 境内社「弁財天社」に人丸神を合祀する
⇒ 人丸像(木造)を安置する
・西山人麿神社:山口県宇部市西山(マップ)
→ 柿本人麻呂命を祀る
→ 文化14年(1817年)に赤痢病が流行したため、高津柿本神社から勧請して病魔退散を祈ったことに始まる
⇒ 天保3年(1832年)に西山地区に疫病が流行したため、当地に遷座した
・人丸神社:山口県宇部市船木沖(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 「芸能の神」として信仰される
・人丸社:山口県美祢郡美東町鳶ノ巣(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 慶応元年(1865年)に当地の里人によって人丸神社の分霊が勧請されたという
→ 地名の「鳶」は漂泊集団を鳥に例えたものという説がある
⇒ 漂泊する職能集団によって人丸神が信仰されたと云われる(和邇族に属する氏族がそれに当たるとも)
⇒ 一説には、小野氏、柿本氏は和邇族に属すると云われる
・真長田八幡宮(人丸社):山口県美祢郡美東町真名433(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:山口県山口市仁保上郷上ヶ山(マップ)
→ 人丸大明神を祀る
⇒ 上ヶ山、葛坂の神仏をまとめて村社とした
⇒ 文化11年(1814年)に人丸神を勧請したという(人丸木像を祀る)
・人丸神社:山口県山口市仁保下郷(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 昔、疫病が流行したため、病難防除を願って高津柿本神社から勧請されたという
・倉稲神社:山口県山口市仁保中郷中屋(マップ)
→ 祠に人丸像を祀る
⇒ 祭神は倉稲魂命・稲荷大明神・厳島大明神・柿本人丸)
⇒ 地元では疫神社・人丸様とも
→ 享和2年(1802年)9月に中尾村に痢病流行したため、疫神様を勧請したという
⇒ 享保年間に人丸神の召姫が白鷺となって現れたことから、高津柿本神社から勧請したという伝承もある
・日吉神社(人丸社):山口県山口市大内御堀4387-3(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
→ 赤痢病・伝染病の神として祭られたとされる
・人丸神社:山口県山口市宮野七房(マップ)
→ 小祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 七房に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したと伝わる
・仁壁神社:山口県山口市三の宮2丁目6-22(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・市場大神宮:山口県山口市阿東嘉年下(マップ)
→ 相殿に人丸社を祀る
・人麻呂社:山口県山口市阿東嘉年下
→ 小祠に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社:山口県山口市阿東徳佐台
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・柿本神社:山口県山口市阿東嘉年下
・柿本神社:山口県山口市阿東地福上
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・地福八幡宮(権現社):山口県山口市阿東地福上1789(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・菅原神社:山口県阿武郡阿武町奈古2947番地の1
→ 相殿に柿本社を祀る
・古熊神社(三森神社):山口県山口市古熊1-10-5(マップ)
→ 境内社「三森神社」に柿本人麿を祀る
⇒ 人丸神は眼病平癒に霊験あらたかとされる
・人丸神社:山口県山口市木町6-15(マップ)
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 文化6年(1809年)、火難防除のために高津柿本神社より勧請したとされる
・中郷八幡宮(人丸神社):山口県山口市小郡新町4丁目13-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・厳島神社:山口県山口市小郡下郷東津中2401(マップ)
→ 人丸神社を合祀する
→ 明治初年に末社として、人丸神社、妙見社、龍神社、金比羅大権現、幸神を合祀したとされる
・人丸神社:山口県山口市鋳銭司小森
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 約200年前に小森部落に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・浮橋神社(人丸神社):山口県山口市徳地三谷字奥谷(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本大明神を祀る
⇒ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 文化3年(1806年)8月3日に柿本大明神が勧請されたと伝わる
・人丸神社:山口県山口市徳地堀字下庄方(マップ)
→ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 明治33年(1900年)、赤痢が流行したため、疫病鎮静を願って高津柿本神社より勧請したとされる
・赤田神社:山口県山口市吉敷780(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・恒冨八幡宮(人丸神社):山口県山口市黒川1149(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・埴山神社(人丸社):山口県防府市久兼669(マップ)
→ 境内の石祠群に「人丸社」がある
・熊野神社(人丸神社):山口県防府市上右田1078(マップ)
→ 境内の裏山に「人丸神社」の社祠が祀られている
・大歳神社(人丸神社):山口県防府市真尾(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
→ 慶応4年(1866年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県防府市東佐波令(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 寛政11年(1799年)に疫病除けのため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市向島(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 安政3年(1856)に向島に痢疫が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市勝間1丁目12-1(マップ)
→ 社祠に人丸神像(木像)を祀る
⇒ 膿瘡に霊験があるとも
・桑山八幡宮(柿本人麿社):山口県防府市桑山2丁目15-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麿社(石祠)」に柿本人麿を祀る
・宇佐八幡宮(人丸社):山口県防府市鈴屋840(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
⇒ 周辺には かつて奈美田中の人丸社(柿本人麻呂を祀る)もあったが廃社となったという
・繁枝神社(人麻呂社・おうばん社):山口県防府市台道527(マップ)
→ 境内社「人麻呂社」に柿本人麻呂を祀る
→ 境内社「おうばん社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政3年(1820年)9月、疫病が流行ったため、長門国から人麻呂大明神を勧請すると疫病が止んだという
・二所山田神社:山口県周南市鹿野上2898(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・三島神社(柿本神社):山口県周南市鹿野中(マップ)
→ 末社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・金峯神社(河内神社):山口県周南市金峰4581(マップ)
→ 境内社「河内神社」の相殿に柿本人丸を祀る
・白山穂河神社:山口県周南市金峰(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・河内神社(柿本神社):山口県周南市莇地559(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・中須八幡宮(須賀神社・五柱神社):山口県周南市中須2663(マップ)
→ 境内社「須賀神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「五柱神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「柿本人丸社」に柿本人丸神を合祀する
・人丸神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・氷見神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・河内神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 人丸肖像を刻んだ石板を御神体として祀る
・亀山八幡宮(杵崎神社):山口県周南市須万2608(マップ)
→ 境内社「杵崎神社」に「須万村字日浦 八幡宮末社柿本社」を合祀する
⇒ 他に中原にあったとされる人丸社も合祀するという
⇒ 八朔祭を行う(宮司家では柿の葉に赤飯を盛って神前に供えるとも)
・河内神社:山口県周南市高瀬840(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
⇒ 元は疫病除けに高津柿本神社より勧請したとされる
・飛龍八幡宮(河築神社):山口県周南市須々万本郷312(マップ)
→ 境内社「河築神社」に柿本人麿を合祀する
⇒ 古来より疫病除の神として祀られてきたとも
・天満宮:山口県周南市中須南(マップ)
→ 相殿に人丸社を合祀する
・人丸神社:山口県周南市中須南(マップ)
→ 社祠に人丸神像を祀る
・人丸社:周南市戸田字中河原(マップ)
→ 石祠に柿本人丸を祀る
→ 明治10年(1877)頃、数年間にわたって火災が起こったため、高津柿本神社より勧請したとされる
・熊毛神社:山口県周南市呼坂(マップ)
→ 人丸社と合祀するとされる
・熊野神社(人丸社):山口県周南市権現町2-27(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・人丸会館:山口県下松市南花岡7丁目9-19(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 宝暦年中(1751~1764年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県周南市須々万一の坂
→ 石祠に柿本人丸を祀る
⇒ 周囲に妙見社の石祠を祀る
・河内神社:山口県周南市米光163-1(マップ)
→ 柿本人丸神(柿本人丸大人)を配祀する
⇒ 元は天保6年(1835)、疫病除けに高津柿本神社より勧請し、西山に祀ったとされる
・柿本人麿社:山口県周南市福川2丁目(マップ)
→ 人麿大明神を祀る
→ 天保7年(1836)の大飢饉の後、市井木に疫病が大流行したため、人麿大明神を祀ったことに始まる
⇒ 疫病除・火難除・安産・眼病平癒・学問・水難海上安全の神徳があるとされる
・楞厳寺:山口県周南市大字湯野牧1929(マップ)
→ かつて人丸社があったとされる(現存せず)
・二俣神社(天満宮):山口県周南市大向1643-13(マップ)
→ 境内社「天満宮」に外一座(柿本人麻呂と推定)を祀る
・河内宮神社(杵崎社):山口県周南市大道理
→ 境内社「杵崎社」に柿本人麻呂を合祀する
・河内神社:山口県周南市鹿野下420(マップ)
→ 柿本人丸神を合祀する
・有飯八幡宮(柿本神社):山口県光市小周防2759(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 学業推奨の加護・疫災消除の神として祀られる
・五社(柿本人麻呂社):山口県光市光井9丁目3(マップ)
→ 荒神社を主神とし、柿本人麻呂社を相殿に祀る
・諏訪神社:柳井市日積字諏訪(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・熊野神社(柿本大明神):山口県光市島田4丁目9-25(マップ)
→ 境内社「柿本大明神」に柿本大明神を祀る
・大帯姫八幡宮(大里天満宮):山口県柳井市日枝3920番(マップ)
→ 境内社「大里天満宮」に柿本人麿が配祀される
・人丸神社:山口県柳井市伊保庄(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・宇佐八幡宮(人丸神社):山口県岩国市錦町宇佐(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・神沼田神社:山口県岩国市錦町深須上沼田(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は、嘉永4年(1851年)に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 昭和52年(1977年)、白鳥神社、地主神社、杵崎神社、柿本人麻呂神社、愛宕社を合併して合祀したとされる
・田屋河内神社:岩国市錦町大野字大野中(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は高津柿本神社より勧請したとされ、独自の人丸伝承および信仰・習俗があるとされる
・河内神社:山口県岩国市錦町広瀬尾川(マップ)
→ 人丸社を合祀しているとされる
・河内神社:山口県岩国市美和町秋掛1882-2(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・菅原神社:山口県岩国市玖珂町6164番地(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
・中田八幡宮:山口県岩国市周東町田尻683番(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・斎宮神社:山口県岩国市周東町西長野292(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・河内神社(人丸社):山口県岩国市本郷町波野1615(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・白羽神社:山口県岩国市美和町北中山二ッ野(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・寄崎神社(人丸神社):山口県岩国市美和町生見長角(マップ)
→ 愛宕社の隣の人丸神社に柿本人麿を祀る
・人丸神社:山口県岩国市美和町生見志谷(マップ)
→ 社祠内の祭壇に柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・大元神社:山口県岩国市美和町田ノ口(マップ)
→ 柿本神社を相殿に祀る
⇒ 祭壇には左に岩神様、中央に天御中主大神(三山祇大神)、右に河内大神の三柱が祀られるという
・寄江柿本大明神:山口県岩国市美和町下畑柿ノ木原
→ 相殿に人丸明神を祀る
⇒ 祭壇には人丸神像を祀り、疫病除難の神徳があるとされる
⇒ 相殿の寄江大明神は「えびす」とされる
・龍田社:山口県岩国市美川町添谷東谷(マップ)
→ 出雲社・柿本社・龍田社・不詳社・天照大神宮の五座を祀る
・山内神社:山口県岩国市美川町根笠山之内(マップ)
→ 人丸大明神を合祀する
・河内神社(人丸神社):山口県岩国市美川町南桑久保(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・高森天満宮(人麿神社):山口県岩国市周東町下久原1485(マップ)
→ 境内社「人麿神社」に柿本人麿を祀る
・丹生河内神社(人丸神社):山口県岩国市周東町獺越北畑(マップ)
→ 境内社「人丸神社(客社)」に柿本人丸を合祀する
・岩隈八幡宮:山口県岩国市周東町祖生宮源7179(マップ)
→ 末社に「柿本社」があるという文献がある
・人丸・大師堂:山口県岩国市周東町祖生今岡(マップ)
→ 堂内に弘法大師とともに柿本人麻呂が祀られる
→ 明治20年代に今岡部落に赤痢が蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 高津柿本神社の柿本大明神は「疫病の神」として勧請されることが多いようである
・椎尾八幡宮:山口県岩国市岩国4丁目1-8(マップ)
→ 相殿として柿本社を合祀する
・椎尾八幡宮:山口県岩国市角82(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・人丸神社:岩国市竹安箕ノ越
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 寛政12年(1800年)3月、河内郷一帯に疫病蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
四国地方
徳島県
・八幡神社:徳島県那賀郡那賀町谷内字中分33(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
⇒ 古い地名は島根郷谷内であり、かつては「柿本神社」と称していたとも
⇒ 柿本人麻呂の墓所を案内する石碑があったとも(現存せず)
⇒ 藩政時代は歌人に崇敬を集めたとも
・人丸神社:徳島県鳴門市里浦町里浦花面156(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 人麻呂は諸国放浪でこの土地を訪れ、しばらく滞在し弟子を集めて歌会をしたとされる
⇒ 人麻呂の死後、その霊験にあやかって歌・学問の神として信仰されてきたとされる
愛媛県
・大洲領総鎮守八幡宮(人麿神社・天満神社):愛媛県大洲市阿蔵甲1843(マップ)
→ 末社「人麿神社・天満神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 江戸期に勧請されたと云われる
・湯嶋天神社(古仙神社):愛媛県八幡浜市五反田1-1316(マップ)
→ 境内社「古仙神社」に柿本人麿を祀る
高知県
・八幡宮(三神社):高知県高知市春野町(マップ)
→ 境内社「三神社」に柿本人丸を合祀する
九州地方
福岡県
・住吉神社(人丸神社):福岡県福岡市博多区住吉3-1-51(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 「和歌の神」として祀られる
・宗像大社(和歌神社):福岡県宗像市田島2331(マップ)
→ 境内社「和歌神社」に柿本人麿を祀る
・和歌神社:福岡県宗像市大井929(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・蒲生八幡神社(幸彦社):福岡県北九州市小倉南区蒲生5丁目6(マップ)
→ 境内社「幸彦社」に柿本人丸を祀る
長崎県
・諏訪神社(厳島神社):長崎県長崎市上西山町3(マップ)
→ 境内社「厳島神社」に柿本人麿を配祀する
熊本県
参考サイト:神奈備にようこそ(柿本人麻呂を祀る神社一覧)、防長人丸社新考
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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→ 近隣47神社の合祀神に柿本人麻呂が含まれる
→ 柿本人麿を合祀する
栃木県
・人丸神社:栃木県佐野市戸奈良町(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・人丸神社:栃木県佐野市小中町1061(マップ)
→ 当地に人麻呂が来たことにちなみ、里人が元慶元年(877年)に石見国の高角山から勧請したとされる
⇒ 「志もつけの 安蘇野の原の あさあけに もやかけわたる つつらくさかな」と詠まれた
⇒ 明石の柿本神社からの勧請という説もある
・鹿島神社遥拝殿:栃木県佐野市戸奈良町2117(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 明治期に他6社とともに人丸神社を合祀したとされる
・人丸神社:栃木県佐野市山形町1223(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 山形地区の氏神として尊崇されていたが、文久2年(1862年)3月に現在地に遷座したという
・磯山弁財天(涌釜神社):栃木県佐野市出流原町(マップ)
→ 境内社「涌釜神社」に人丸様を祀る
⇒ 出流原弁天池には「人麻呂が当地に訪れて、杖で岩をついたら水が湧いた」という伝説があるという
・人丸神社:栃木県さくら市松山新田300(マップ)
→ 柿本人丸(人丸大明神)を主祭神とし、拝殿には人丸の歌や肖像が飾られる
⇒ 非業の死を遂げたことから生じた「人丸信仰」を根拠とする(防火・安産・水神の霊験を謳うもの)
→ 天明・天保の大飢饉による荒廃から立ち直った村に柿本人麻呂を祀り、村の鎮守にしたことに始まる
→ 柿本人丸を祀る
・人丸神社:栃木県佐野市小中町1061(マップ)
→ 当地に人麻呂が来たことにちなみ、里人が元慶元年(877年)に石見国の高角山から勧請したとされる
⇒ 「志もつけの 安蘇野の原の あさあけに もやかけわたる つつらくさかな」と詠まれた
⇒ 明石の柿本神社からの勧請という説もある
・鹿島神社遥拝殿:栃木県佐野市戸奈良町2117(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 明治期に他6社とともに人丸神社を合祀したとされる
・人丸神社:栃木県佐野市山形町1223(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 山形地区の氏神として尊崇されていたが、文久2年(1862年)3月に現在地に遷座したという
・磯山弁財天(涌釜神社):栃木県佐野市出流原町(マップ)
→ 境内社「涌釜神社」に人丸様を祀る
⇒ 出流原弁天池には「人麻呂が当地に訪れて、杖で岩をついたら水が湧いた」という伝説があるという
・人丸神社:栃木県さくら市松山新田300(マップ)
→ 柿本人丸(人丸大明神)を主祭神とし、拝殿には人丸の歌や肖像が飾られる
⇒ 非業の死を遂げたことから生じた「人丸信仰」を根拠とする(防火・安産・水神の霊験を謳うもの)
→ 天明・天保の大飢饉による荒廃から立ち直った村に柿本人麻呂を祀り、村の鎮守にしたことに始まる
群馬県
・赤城神社:群馬県前橋市富士見町赤城山4-2(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・小暮神社:群馬県前橋市富士見町小暮815(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・砥沢神社:群馬県甘楽郡南牧村砥沢277
→ 柿本人麿を祀る
・厳島神社:群馬県前橋市紅雲町2-16(マップ)
→ 柿本人丸を配祀し、「人丸さま」と通称される
→ 県内最古の柿本人麻呂の万葉歌碑に「奥山の 石垣沼の 水籠に 恋やわたらん 逢うよしをなみ」とある
⇒ 「石垣沼」は赤城の大沼だとも云われ、かつて大洞赤城神社の里宮があった(古くは柿宮と称した)
⇒ 柿宮では万葉歌碑を人麻呂の御宮としていたため、「人丸さま」と称されるようになったとも
・大東神社:群馬県伊勢崎市東小保方町3297-2(マップ)
→ 柿本人丸を合祀するとも
・東大室神社:群馬県前橋市東大室町715(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・宝蔵寺(人丸神社):栃木県足利市野田町1809(マップ)
→ 柿本人丸を祀っていると思われる
→ 柿本人丸を合祀する
・小暮神社:群馬県前橋市富士見町小暮815(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・砥沢神社:群馬県甘楽郡南牧村砥沢277
→ 柿本人麿を祀る
・厳島神社:群馬県前橋市紅雲町2-16(マップ)
→ 柿本人丸を配祀し、「人丸さま」と通称される
→ 県内最古の柿本人麻呂の万葉歌碑に「奥山の 石垣沼の 水籠に 恋やわたらん 逢うよしをなみ」とある
⇒ 「石垣沼」は赤城の大沼だとも云われ、かつて大洞赤城神社の里宮があった(古くは柿宮と称した)
⇒ 柿宮では万葉歌碑を人麻呂の御宮としていたため、「人丸さま」と称されるようになったとも
・大東神社:群馬県伊勢崎市東小保方町3297-2(マップ)
→ 柿本人丸を合祀するとも
・東大室神社:群馬県前橋市東大室町715(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・宝蔵寺(人丸神社):栃木県足利市野田町1809(マップ)
→ 柿本人丸を祀っていると思われる
茨城県
・草薙神社:茨城県ひたちなか市海門町1丁目1-8(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
→ 柿本人麿を配祀する
千葉県
・下立松原神社:千葉県南房総市白浜町滝口1728(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
→ 柿本人丸を合祀する
埼玉県
・川越氷川神社(柿本人麻呂神社):埼玉県川越市宮下町2-11-3(マップ)
→ 境内社「柿本人麻呂神社」にて柿本人麻呂を祀る(安産・防火の神とされる)
⇒ 直系の子孫・綾部家が戦国時代に川越に移住してきたことから祀られるようになった
⇒ 4月18日に「柿本人麻呂祭」が行われる
→ 境内社「柿本人麻呂神社」にて柿本人麻呂を祀る(安産・防火の神とされる)
⇒ 直系の子孫・綾部家が戦国時代に川越に移住してきたことから祀られるようになった
⇒ 4月18日に「柿本人麻呂祭」が行われる
東京都
・神田明神:東京都千代田区外神田2-16-2(マップ)
→ 合祀殿の「天神社」にて柿本人麻呂命を祀る
⇒ 「江戸砂子」の著者・菊岡沾涼によって柿本人麻呂公の神像が祀られたことから合祀された
・西久保八幡神社:東京都港区虎ノ門5-10-14(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
→ 合祀殿の「天神社」にて柿本人麻呂命を祀る
⇒ 「江戸砂子」の著者・菊岡沾涼によって柿本人麻呂公の神像が祀られたことから合祀された
・西久保八幡神社:東京都港区虎ノ門5-10-14(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
中部地方
富山県
・児丘神社:富山県富山市宮尾868(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
福井県
・足羽神社:福井県福井市足羽1-8-25(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
山梨県
・住吉神社:山梨県甲府市住吉1丁目13-10(マップ)
→ 境内社「天神人麻呂社」に柿本人麿を祀る
長野県
・穂高神社(歌神社):長野県安曇野市穂高6079(マップ)
→ 境内社「歌神社」に柿本人麻呂公を祀る
岐阜県
・伊奈波神社(和歌三神社):岐阜県岐阜市伊奈波通1-1(マップ)
→ 境内社「和歌三神社」で和歌三神の一柱として柿本人丸を祀る
・東山神明神社:岐阜県高山市天性寺町71(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
⇒ 社宝に円空上人が彫刻した柿本人麿坐像がある
・八王子神社:岐阜県恵那市明智町1400-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麻呂社」に柿本人麿神を祀る
⇒ 柿本人麻呂社は明智光秀によって建立され、県の重要文化財に指定されている
愛知県
近畿地方
三重県
・坂社:三重県伊勢市八日市場町12-10(マップ)
→ 人磨大明神を合祀する
・伊佐和神社:三重県松阪市射和町1073(マップ)
→ 柿本人麿公を合祀する
・江島若宮八幡神社:三重県鈴鹿市東江島町5-7(マップ)
→ 人丸大神を合祀する
京都府
・河上三神社(人丸神社):京都府京丹後市久美浜町布袋野山神(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・下御霊神社(猿田彦社相殿柿本歌聖):京都府京都市上京区新烏丸通丸太町下る信富町324(マップ)
→ 境内社「猿田彦社(相殿柿本歌聖)」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 非業の死を遂げた人物を慰霊する神社
・壬生寺(人丸塚):京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31(マップ)
→ 境内にある「人丸塚」は万葉歌人・柿本人麻呂の灰塚と伝わる(防火の霊験あり)
・岩船寺:木津川市加茂町岩船上ノ門43(マップ)
→ 寺伝に「794年、柿本人麻呂は寺の鎮守社として白山神を勧請した」とある
⇒ ただし、時代が通説と大分ずれる
・白山神社:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門94(マップ)
→ 伊弉册尊(イザナミ)を祀る
→ 柿本人麻呂が社殿を造営し、行基が祭神を勧請したと伝わる
⇒ 岩船寺に同じく、時代が通説と大分ずれる
・常光庵:京都府城陽市寺田大川原46-5(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る(門前には銅像がある)
⇒ 西光院の西隠法師が門前にて人麻呂像が包まれた藁包を見つけ、堂内に安置したという
・華台寺:京都府久世郡久御山町中島法楽寺16(マップ)
→ かつて存在した「巨椋池」について人麻呂が歌を詠み、それが「伏見」の語源となったと云う
⇒ 『万葉集』に「巨椋の 入江響むなり 射目人の 伏見が田居に 雁渡るらし」とあり、「巨椋」の初出とされる
・住吉神社(人丸神社):京都府京都市下京区下松屋町通松原下る三丁目 藪之内町617(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社跡:京都府京都市中京区御倉町
→ かつて柿本人麻呂を祀る神社があったという
・朝日神明宮(人丸社):京都市下京区麩屋町五条上る鱗形町(マップ)
→ 末社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
大阪府
・高崎神社:大阪府大阪市住之江区南加賀屋4丁目15-3(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 宝暦5年(1755年)に創建され、天保8年(1837年)の遷座に伴って柿本人麻呂を合祀した
・高砂神社:大阪府大阪市住之江区北島3丁目14-12(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 高崎神社と同じ創建者であり、宝暦11年(1761年)の社殿造営時に柿本人麿朝臣の神像と共に奉斎された
兵庫県
・生田神社(人丸神社):兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
⇒ 夫婦和合・学問向上の神として祀られる
・鴨神社(柿本神社):兵庫県丹波市市島町梶原533-1(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:兵庫県明石市人丸町1-26(マップ)
→ 柿本人丸公を祀る
→ 仁和3年(887年)に明石の岡の楊柳寺の僧・覚証の夢想によって人麻呂の神霊が祠に祀られたことを起源とする
⇒ 元和6年(1620年)、小笠原忠政の明石城を築城の際に現在地に遷されて社殿を造営された
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
⇒ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 人麻呂は、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕え、石見国守となって製紙業を広めたとされる
⇒ 人麻呂は、天武4年3月9日に叙三位兼播磨守に任じられた(『石見国風土記(逸文)』より)
・明石公園(人丸塚):兵庫県明石市明石公園1-27(マップ)
→ 柿本人麻呂公の神霊がここに祀られ、後に明石城の守護神とされたという
⇒ 明石の柿本神社の由緒に繋がるもの
・乎疑原神社(柿本社):兵庫県加西市繁昌町529(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麻呂を祀る
・人麻呂神社:兵庫県高砂市伊保町今市字西所367番(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・稲岡神社(人丸神社):兵庫県姫路市青山字稲岡山649(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・射楯兵主神社(柿本社):兵庫県姫路市総社本町190(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麿を祀る
・九所御霊天神社:兵庫県姫路市大善町7(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
奈良県
・人麿神社:奈良県橿原市地黄町445(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 奈良県葛城市新庄町の柿本神社から分祀されたと伝えられる
・今井町春日神社(人丸神社):奈良県橿原市今井町3丁目162(マップ)
→ 境内社「人丸神社」にて柿本人麿を祀る
⇒ 柿本人麻呂の木質紳像を安置するとされる
・柿本神社(柿本山影現寺) :奈良県葛城市柿本164(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
→ 宝亀元年(770年)、石見国で没した人麻呂当地に改葬し、「人麻呂堂」と呼ばれる神社を建立したことに始まる
⇒ 当地は、かつて人麻呂の領地だったとされる
→ 858年、空海の直弟子・真済上人によって影現寺が創建され、柿本神社を護る神宮寺とされた
⇒ 一説には真済上人は柿本人麻呂と又従兄弟の関係にあるとも
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
→ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 十市郡磐余幸玉の宮の柿木とも
→ 柿本村の伝承によれば、人麻呂は柿本邑出身の石見守・柿本宗人の子であるとされる
⇒ 母の死後は当村に住んで、依佐良姫を娶って当地で没したという
⇒ 依佐良姫の墓は根成柿村の天満神社の境内にあるという
⇒ 柿本村にあった柿本寺は人麻呂が生まれ育ったとされ、人麻呂の古墳(墓)があるとも
・和爾下神社(柿本寺跡):奈良県天理市櫟本町2430(マップ)
→ かつて柿本氏の氏寺であった「柿本寺跡」がある
⇒ 『柿本朝臣人麻呂勘文』によれば、柿本寺は人麻呂の一族の柿本朝臣氏によって建立されたと伝わる
⇒ 「朝臣(あそん)」は天武天皇が作った「八色の姓」の第二位にあたり、有力な氏族に与えられた姓である
→ この柿本氏は和珥氏の末裔に当たるとされる(人麻呂の生誕地と伝えられるとも)
→ 江戸時代建立の「歌塚」があり、付近の墳丘は人麻呂の遺髪を埋めたところと伝えられる
・極楽寺:奈良県天理市櫟本町883(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る
→ 公式サイトによれば、人麻呂は当地の出身であるとされる(上記、和爾下神社の説明に同じ)
⇒ 石見国の高角の鴨山で没したという説には否定的である
・阿騎野・人麻呂公園:奈良県宇陀市大宇陀中庄(マップ)
→ 柿本人麻呂の乗馬像がある
和歌山県
・真妻神社:和歌山県日高郡印南町松原158(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
中国地方
島根県
・物部神社(柿木神社):島根県大田市川合町川合1545(マップ)
→ 末社「柿木神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 案内板によれば「物部氏の流れという説がある」と説明される
・高角山 人丸神社:島根県江津市島の星町(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 島の星山(高角山)の入植者が開拓の励みとして、郷土ゆかりの歌人・柿本人麻呂を祀ったことを起源とする
→ 境内には人麻呂と妻・依羅娘子の銅像がある
⇒ 依羅娘子は石見国の都濃津(江津市)の出身と伝えられている
・都野津柿本神社:島根県江津市都野津町(マップ)
→ 柿本人麻呂、依羅娘子を祀る
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の末裔と称する井上氏によって人麻呂・依羅娘子の寓居跡に創建された神社である
⇒ 境内には、かつて人麻呂がこの地に仮寓した記念として植えられた「人麻呂の松」があった(今は切り株となる)
→ 依羅娘子は当地において「神主恵良の豪家の娘」「当地の医師・井上道益の娘」と伝えられている
・高神の丘:島根県江津市二宮町神主イ694
→ 柿本人麻呂終焉の地である「鴨山」と伝えられる(いわゆる江津説)
・依羅娘子生誕伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の生誕したと伝えられる場所
・スイトコ人麻呂終焉伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 名前から察するに、人麻呂の終焉地と伝承されている場所だと思われる(情報不足)
・齋藤茂吉鴨山記念館:島根県邑智郡美郷町湯抱265-1(マップ)
→ 人麻呂の終焉地に関して「邑智説」が、昭和期に齋藤茂吉によって唱えられた
・伊甘神社(石見国府跡):島根県浜田市下府町935(マップ)
→ 柿本氏の祖とされる天足彦國押人命を祀る
⇒ 境内に国府跡碑があり、人麻呂が石見国守として赴任してきたと考えられている(情報不足)
⇒ 人麻呂の死没に関する比定地に浜田説があるとされるが情報が非常に少ない
・秋葉神社:島根県浜田市殿町(マップ)
→ 柿本神社を合祀するとされる
・人麻呂の契り岩:島根県浜田市弥栄町程原弥畝山
→ 人麻呂が上京する際、妻・依羅娘子との再開を契って歌を詠んだと伝わる
・鴨島趾展望地:島根県益田市久城町1199-1(マップ)
→ 人麻呂が晩年を過ごしたとされる「鴨島」の存在を伝える記念碑(いわゆる益田説)
⇒ 伝承によれば、かつて高津・中須沖に鴨島が存在したが、平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没した
→ 梅原猛の『水底の歌』にて「人麻呂水刑死説」が唱えられ、実際に海底調査が行われた
⇒ 昭和52年、平成5年の海底調査によって「万寿地震」は科学的に存在したと言える調査結果が出たという
・高津柿本神社:島根県益田市高津町上市イ2616-1(マップ)
→ 柿本人麿命を祀る
→ 鴨島で没した人麻呂の霊を祀るために創建した「人丸社」を起源とする
⇒ 「人丸社」は平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没し、高津の松崎に漂着した人麻呂の尊像を祀ったという
⇒ 江戸時代に津和野藩主・亀井氏の崇敬を受けて、現在地に遷座し、社殿・楼門などを寄進された
→ 社伝によれば、全国に点在する柿本神社の本社とされる
⇒ 山口県の柿本神社(人丸社)には高津柿本神社からの勧請とするものが多い
⇒ 奈良県の柿本神社など、高津柿本神社の勧請としないものもある
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人の後胤である小野氏族の分派の柿本族出身とされる
⇒ 柿本族は小野族の縁戚を頼って石見国に移住し、人麻呂は小野の地に誕生したという
⇒ 人麻呂は青年期に都に上って、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕えた(天武天皇を含むとされる説明もある)
⇒ 後に石見国守として帰郷し、製紙業を地元に広めたという(石見半紙はその流れを汲むとされる)
⇒ 晩年は鴨島で過ごし、現地で没したとされる
・戸田柿本神社:島根県益田市戸田町イ-856番地(マップ)
→ 柿本人麿朝臣を祀る
→ 神亀元年に人麻呂が高角鴨山で逝去したことから、死後に戸田村に社を建ててその霊を祀ったことに始まる
⇒ 神社の付近に「柿本人麻呂生誕地碑」や「柿本人麿御廟所」がある
⇒ 社家・綾部家(語家)は人麻呂の母方の家系と伝わっている
⇒ 人麻呂の家柄に関する文献がいくつか残っており、社宝として保存されている
→ 人麻呂は戸田村の出身であり、柿本氏某と綾部家の女の間に生まれたとされる(当社文献による)
⇒ 柿本氏は孝昭天皇の御子を祖とする家柄であるとされる
⇒ 同族は春日族、小野族、櫛代族の一部(分流)であり、柿本氏と共に石見の地に下向したとされる
⇒ 綾部家(語家)は柿本氏が大和に居る頃から仕えたとされる(綾部家は代々巫女が世襲する家系とも)
⇒ 少なくとも幼少期~青年期までの資料が残っているとされる(近隣には人麻呂伝承のある岩などもある)
・柿本人麿御廟所:島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂の霊を祀る御廟所であり、遺髪を埋めた「遺髪塚」とも云われている
⇒ 江戸時代に戸田柿本神社にまつわる伝説的な出来事が起きたことから、御廟所とされた
・柿本人麿伝承岩(足型岩・聖なる岩):島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂が足型を付けた「足形岩」と、幼少期に座って歌を詠んだ「聖なる岩」が残されている
⇒ 幼少期の人麻呂が神童であったことを伝える証拠として、地元で語り継がれてきたという
・遠田八幡宮:島根県益田市遠田町3303(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・新宮神社:島根県益田市美都町宇津川ロ355乙(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・八幡宮(稲荷神社):島根県益田市匹見町紙祖イ2218番地(マップ)
→ 境内社「稲荷神社」に柿本人麿を合祀する
・高城神社:島根県益田市神田町イ1083(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・杵築神社:島根県鹿足郡津和野町枕瀬272(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
広島県
・旭山神社:広島県広島市西区己斐西町12(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・宮久保神社(人丸神社・客神社):広島県大竹市栗谷町小栗林508(マップ)
→ 境内社「人丸神社・客神社」に柿本人麿を祀る
・嚴島神社(人丸神社):広島県大竹市大竹町木野(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・河内神社:広島県山県郡安芸太田町下殿河内
→ 柿本人麿を配祀する
山口県
・鶴ケ嶺八幡宮(医師神社):山口県阿武郡阿武町奈古3348(マップ)
→ 境内社「医師神社」に柿本人麿を祀る
・柿本神社:山口県萩市江崎(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・武氏八幡宮:山口県萩市大字上小川東分1582(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 幕末(1866年)の「四境の役」の際、人丸が守護神として現れたことを記念して創建した
・須賀神社:山口県萩市鈴野川1285番地(マップ)
→ 柿本大神(柿本人丸)を配祀する
・柿本人丸大明神:山口県萩市紫福堂ヶ市(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 神亀2年(725年)、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
⇒ 御神体は高津柿本神社から持ち帰った石とも
・上野山八幡宮:山口県萩市紫福6969(マップ)
→ 柿本人丸命を配祀する
→ 往古、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
・福井八幡宮(人丸神社):山口県萩市福井下(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部上麻生(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部下字柳(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
⇒ 石見たたら職人の人丸信仰のトーテムだったとも
・大井八幡宮(人麿社):萩市大井市場(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
→ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・楞厳寺:山口県萩市大字山田玉江1区4418(マップ)
→ 人丸神像を祀る
・住吉神社:山口県萩市浜崎町240(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸神社:山口県萩市大字椿東中の倉1699(マップ)
→ 柿本人磨朝臣を祀る
→ 天正年間(1572年)に高津柿本神社より人麻呂の分霊を勧請して祀ったことに始まる
⇒ 学問の神、漁業の神(龍神)、商業の神(龍神)、安産の神、火難除けの神として祀られる
・西見山八幡宮:山口県萩市大字紫福1431(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸社:山口県萩市高佐上辻山西側(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
・八幡人丸神社:山口県長門市油谷新別名人丸35(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
・白山神社:山口県下関市菊川町下保木543(マップ)
→ 境内社「柿本人麿神社」に柿本人麿を祀る
・王司神社:山口県下関市向日植田510(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
⇒ 油谷町の人丸神社から勧請された
・住吉八幡宮(人丸社):山口県下関市豊北町大字神田3901(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
・忌宮神社(八坂神社):山口県下関市長府宮の内町1-18(マップ)
→ 境内社「八坂神社」に柿本人丸を祀る
→ 寛政9年(1797年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・生野神社(人丸神社):山口県下関市幡生宮の下町16-18(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・福江八幡宮:山口県下関市福江397(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・人丸社:山口県下関市豊浦町川棚上西堂(マップ)
→ 石祠に人丸神像を祀る
→ 幕末から明治期に疫病が流行ったため、地域の長老3人が明石の柿本神社から勧請したとされる
・人丸社:山口県山陽小野田市西高泊後潟上(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 明治20年(1887年)頃、当地で牛馬の疫病が発生したため、長門市油谷の人丸神社から勧請したとされる
・柿本大明神:山口県宇部市芦河内沼田ヶ原(マップ)
→ 石祠に柿本大明神を祀る
→ 文政7年(1824年)11月、明石柿本人麿大明神が当地の娘に神懸かって、村民を疫病より護ったという
⇒ その感謝の証に、有志によって石祠が建てられたという
・覚天寺(弁財天社):山口県山陽小野田市有帆1867(マップ)
→ 境内社「弁財天社」に人丸神を合祀する
⇒ 人丸像(木造)を安置する
・西山人麿神社:山口県宇部市西山(マップ)
→ 柿本人麻呂命を祀る
→ 文化14年(1817年)に赤痢病が流行したため、高津柿本神社から勧請して病魔退散を祈ったことに始まる
⇒ 天保3年(1832年)に西山地区に疫病が流行したため、当地に遷座した
・人丸神社:山口県宇部市船木沖(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 「芸能の神」として信仰される
・人丸社:山口県美祢郡美東町鳶ノ巣(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 慶応元年(1865年)に当地の里人によって人丸神社の分霊が勧請されたという
→ 地名の「鳶」は漂泊集団を鳥に例えたものという説がある
⇒ 漂泊する職能集団によって人丸神が信仰されたと云われる(和邇族に属する氏族がそれに当たるとも)
⇒ 一説には、小野氏、柿本氏は和邇族に属すると云われる
・真長田八幡宮(人丸社):山口県美祢郡美東町真名433(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:山口県山口市仁保上郷上ヶ山(マップ)
→ 人丸大明神を祀る
⇒ 上ヶ山、葛坂の神仏をまとめて村社とした
⇒ 文化11年(1814年)に人丸神を勧請したという(人丸木像を祀る)
・人丸神社:山口県山口市仁保下郷(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 昔、疫病が流行したため、病難防除を願って高津柿本神社から勧請されたという
・倉稲神社:山口県山口市仁保中郷中屋(マップ)
→ 祠に人丸像を祀る
⇒ 祭神は倉稲魂命・稲荷大明神・厳島大明神・柿本人丸)
⇒ 地元では疫神社・人丸様とも
→ 享和2年(1802年)9月に中尾村に痢病流行したため、疫神様を勧請したという
⇒ 享保年間に人丸神の召姫が白鷺となって現れたことから、高津柿本神社から勧請したという伝承もある
・日吉神社(人丸社):山口県山口市大内御堀4387-3(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
→ 赤痢病・伝染病の神として祭られたとされる
・人丸神社:山口県山口市宮野七房(マップ)
→ 小祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 七房に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したと伝わる
・仁壁神社:山口県山口市三の宮2丁目6-22(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・市場大神宮:山口県山口市阿東嘉年下(マップ)
→ 相殿に人丸社を祀る
・人麻呂社:山口県山口市阿東嘉年下
→ 小祠に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社:山口県山口市阿東徳佐台
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・柿本神社:山口県山口市阿東嘉年下
・柿本神社:山口県山口市阿東地福上
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・地福八幡宮(権現社):山口県山口市阿東地福上1789(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・菅原神社:山口県阿武郡阿武町奈古2947番地の1
→ 相殿に柿本社を祀る
・古熊神社(三森神社):山口県山口市古熊1-10-5(マップ)
→ 境内社「三森神社」に柿本人麿を祀る
⇒ 人丸神は眼病平癒に霊験あらたかとされる
・人丸神社:山口県山口市木町6-15(マップ)
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 文化6年(1809年)、火難防除のために高津柿本神社より勧請したとされる
・中郷八幡宮(人丸神社):山口県山口市小郡新町4丁目13-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・厳島神社:山口県山口市小郡下郷東津中2401(マップ)
→ 人丸神社を合祀する
→ 明治初年に末社として、人丸神社、妙見社、龍神社、金比羅大権現、幸神を合祀したとされる
・人丸神社:山口県山口市鋳銭司小森
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 約200年前に小森部落に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・浮橋神社(人丸神社):山口県山口市徳地三谷字奥谷(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本大明神を祀る
⇒ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 文化3年(1806年)8月3日に柿本大明神が勧請されたと伝わる
・人丸神社:山口県山口市徳地堀字下庄方(マップ)
→ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 明治33年(1900年)、赤痢が流行したため、疫病鎮静を願って高津柿本神社より勧請したとされる
・赤田神社:山口県山口市吉敷780(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・恒冨八幡宮(人丸神社):山口県山口市黒川1149(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・埴山神社(人丸社):山口県防府市久兼669(マップ)
→ 境内の石祠群に「人丸社」がある
・熊野神社(人丸神社):山口県防府市上右田1078(マップ)
→ 境内の裏山に「人丸神社」の社祠が祀られている
・大歳神社(人丸神社):山口県防府市真尾(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
→ 慶応4年(1866年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県防府市東佐波令(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 寛政11年(1799年)に疫病除けのため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市向島(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 安政3年(1856)に向島に痢疫が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市勝間1丁目12-1(マップ)
→ 社祠に人丸神像(木像)を祀る
⇒ 膿瘡に霊験があるとも
・桑山八幡宮(柿本人麿社):山口県防府市桑山2丁目15-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麿社(石祠)」に柿本人麿を祀る
・宇佐八幡宮(人丸社):山口県防府市鈴屋840(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
⇒ 周辺には かつて奈美田中の人丸社(柿本人麻呂を祀る)もあったが廃社となったという
・繁枝神社(人麻呂社・おうばん社):山口県防府市台道527(マップ)
→ 境内社「人麻呂社」に柿本人麻呂を祀る
→ 境内社「おうばん社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政3年(1820年)9月、疫病が流行ったため、長門国から人麻呂大明神を勧請すると疫病が止んだという
・二所山田神社:山口県周南市鹿野上2898(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・三島神社(柿本神社):山口県周南市鹿野中(マップ)
→ 末社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・金峯神社(河内神社):山口県周南市金峰4581(マップ)
→ 境内社「河内神社」の相殿に柿本人丸を祀る
・白山穂河神社:山口県周南市金峰(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・河内神社(柿本神社):山口県周南市莇地559(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・中須八幡宮(須賀神社・五柱神社):山口県周南市中須2663(マップ)
→ 境内社「須賀神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「五柱神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「柿本人丸社」に柿本人丸神を合祀する
・人丸神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・氷見神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・河内神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 人丸肖像を刻んだ石板を御神体として祀る
・亀山八幡宮(杵崎神社):山口県周南市須万2608(マップ)
→ 境内社「杵崎神社」に「須万村字日浦 八幡宮末社柿本社」を合祀する
⇒ 他に中原にあったとされる人丸社も合祀するという
⇒ 八朔祭を行う(宮司家では柿の葉に赤飯を盛って神前に供えるとも)
・河内神社:山口県周南市高瀬840(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
⇒ 元は疫病除けに高津柿本神社より勧請したとされる
・飛龍八幡宮(河築神社):山口県周南市須々万本郷312(マップ)
→ 境内社「河築神社」に柿本人麿を合祀する
⇒ 古来より疫病除の神として祀られてきたとも
・天満宮:山口県周南市中須南(マップ)
→ 相殿に人丸社を合祀する
・人丸神社:山口県周南市中須南(マップ)
→ 社祠に人丸神像を祀る
・人丸社:周南市戸田字中河原(マップ)
→ 石祠に柿本人丸を祀る
→ 明治10年(1877)頃、数年間にわたって火災が起こったため、高津柿本神社より勧請したとされる
・熊毛神社:山口県周南市呼坂(マップ)
→ 人丸社と合祀するとされる
・熊野神社(人丸社):山口県周南市権現町2-27(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・人丸会館:山口県下松市南花岡7丁目9-19(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 宝暦年中(1751~1764年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県周南市須々万一の坂
→ 石祠に柿本人丸を祀る
⇒ 周囲に妙見社の石祠を祀る
・河内神社:山口県周南市米光163-1(マップ)
→ 柿本人丸神(柿本人丸大人)を配祀する
⇒ 元は天保6年(1835)、疫病除けに高津柿本神社より勧請し、西山に祀ったとされる
・柿本人麿社:山口県周南市福川2丁目(マップ)
→ 人麿大明神を祀る
→ 天保7年(1836)の大飢饉の後、市井木に疫病が大流行したため、人麿大明神を祀ったことに始まる
⇒ 疫病除・火難除・安産・眼病平癒・学問・水難海上安全の神徳があるとされる
・楞厳寺:山口県周南市大字湯野牧1929(マップ)
→ かつて人丸社があったとされる(現存せず)
・二俣神社(天満宮):山口県周南市大向1643-13(マップ)
→ 境内社「天満宮」に外一座(柿本人麻呂と推定)を祀る
・河内宮神社(杵崎社):山口県周南市大道理
→ 境内社「杵崎社」に柿本人麻呂を合祀する
・河内神社:山口県周南市鹿野下420(マップ)
→ 柿本人丸神を合祀する
・有飯八幡宮(柿本神社):山口県光市小周防2759(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 学業推奨の加護・疫災消除の神として祀られる
・五社(柿本人麻呂社):山口県光市光井9丁目3(マップ)
→ 荒神社を主神とし、柿本人麻呂社を相殿に祀る
・諏訪神社:柳井市日積字諏訪(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・熊野神社(柿本大明神):山口県光市島田4丁目9-25(マップ)
→ 境内社「柿本大明神」に柿本大明神を祀る
・大帯姫八幡宮(大里天満宮):山口県柳井市日枝3920番(マップ)
→ 境内社「大里天満宮」に柿本人麿が配祀される
・人丸神社:山口県柳井市伊保庄(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・宇佐八幡宮(人丸神社):山口県岩国市錦町宇佐(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・神沼田神社:山口県岩国市錦町深須上沼田(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は、嘉永4年(1851年)に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 昭和52年(1977年)、白鳥神社、地主神社、杵崎神社、柿本人麻呂神社、愛宕社を合併して合祀したとされる
・田屋河内神社:岩国市錦町大野字大野中(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は高津柿本神社より勧請したとされ、独自の人丸伝承および信仰・習俗があるとされる
・河内神社:山口県岩国市錦町広瀬尾川(マップ)
→ 人丸社を合祀しているとされる
・河内神社:山口県岩国市美和町秋掛1882-2(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・菅原神社:山口県岩国市玖珂町6164番地(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
・中田八幡宮:山口県岩国市周東町田尻683番(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・斎宮神社:山口県岩国市周東町西長野292(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・河内神社(人丸社):山口県岩国市本郷町波野1615(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・白羽神社:山口県岩国市美和町北中山二ッ野(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・寄崎神社(人丸神社):山口県岩国市美和町生見長角(マップ)
→ 愛宕社の隣の人丸神社に柿本人麿を祀る
・人丸神社:山口県岩国市美和町生見志谷(マップ)
→ 社祠内の祭壇に柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・大元神社:山口県岩国市美和町田ノ口(マップ)
→ 柿本神社を相殿に祀る
⇒ 祭壇には左に岩神様、中央に天御中主大神(三山祇大神)、右に河内大神の三柱が祀られるという
・寄江柿本大明神:山口県岩国市美和町下畑柿ノ木原
→ 相殿に人丸明神を祀る
⇒ 祭壇には人丸神像を祀り、疫病除難の神徳があるとされる
⇒ 相殿の寄江大明神は「えびす」とされる
・龍田社:山口県岩国市美川町添谷東谷(マップ)
→ 出雲社・柿本社・龍田社・不詳社・天照大神宮の五座を祀る
・山内神社:山口県岩国市美川町根笠山之内(マップ)
→ 人丸大明神を合祀する
・河内神社(人丸神社):山口県岩国市美川町南桑久保(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・高森天満宮(人麿神社):山口県岩国市周東町下久原1485(マップ)
→ 境内社「人麿神社」に柿本人麿を祀る
・丹生河内神社(人丸神社):山口県岩国市周東町獺越北畑(マップ)
→ 境内社「人丸神社(客社)」に柿本人丸を合祀する
・岩隈八幡宮:山口県岩国市周東町祖生宮源7179(マップ)
→ 末社に「柿本社」があるという文献がある
・人丸・大師堂:山口県岩国市周東町祖生今岡(マップ)
→ 堂内に弘法大師とともに柿本人麻呂が祀られる
→ 明治20年代に今岡部落に赤痢が蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 高津柿本神社の柿本大明神は「疫病の神」として勧請されることが多いようである
・椎尾八幡宮:山口県岩国市岩国4丁目1-8(マップ)
→ 相殿として柿本社を合祀する
・椎尾八幡宮:山口県岩国市角82(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・人丸神社:岩国市竹安箕ノ越
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 寛政12年(1800年)3月、河内郷一帯に疫病蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
四国地方
徳島県
・八幡神社:徳島県那賀郡那賀町谷内字中分33(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
⇒ 古い地名は島根郷谷内であり、かつては「柿本神社」と称していたとも
⇒ 柿本人麻呂の墓所を案内する石碑があったとも(現存せず)
⇒ 藩政時代は歌人に崇敬を集めたとも
・人丸神社:徳島県鳴門市里浦町里浦花面156(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 人麻呂は諸国放浪でこの土地を訪れ、しばらく滞在し弟子を集めて歌会をしたとされる
⇒ 人麻呂の死後、その霊験にあやかって歌・学問の神として信仰されてきたとされる
愛媛県
・大洲領総鎮守八幡宮(人麿神社・天満神社):愛媛県大洲市阿蔵甲1843(マップ)
→ 末社「人麿神社・天満神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 江戸期に勧請されたと云われる
・湯嶋天神社(古仙神社):愛媛県八幡浜市五反田1-1316(マップ)
→ 境内社「古仙神社」に柿本人麿を祀る
高知県
・八幡宮(三神社):高知県高知市春野町(マップ)
→ 境内社「三神社」に柿本人丸を合祀する
九州地方
福岡県
・住吉神社(人丸神社):福岡県福岡市博多区住吉3-1-51(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 「和歌の神」として祀られる
・宗像大社(和歌神社):福岡県宗像市田島2331(マップ)
→ 境内社「和歌神社」に柿本人麿を祀る
・和歌神社:福岡県宗像市大井929(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・蒲生八幡神社(幸彦社):福岡県北九州市小倉南区蒲生5丁目6(マップ)
→ 境内社「幸彦社」に柿本人丸を祀る
長崎県
・諏訪神社(厳島神社):長崎県長崎市上西山町3(マップ)
→ 境内社「厳島神社」に柿本人麿を配祀する
熊本県
参考サイト:神奈備にようこそ(柿本人麻呂を祀る神社一覧)、防長人丸社新考
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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→ 柿本人麿を合祀する
→ 柿本人麿を合祀する
→ 境内社「天神人麻呂社」に柿本人麿を祀る
→ 境内社「歌神社」に柿本人麻呂公を祀る
→ 境内社「和歌三神社」で和歌三神の一柱として柿本人丸を祀る
・東山神明神社:岐阜県高山市天性寺町71(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
⇒ 社宝に円空上人が彫刻した柿本人麿坐像がある
・八王子神社:岐阜県恵那市明智町1400-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麻呂社」に柿本人麿神を祀る
⇒ 柿本人麻呂社は明智光秀によって建立され、県の重要文化財に指定されている
三重県
・坂社:三重県伊勢市八日市場町12-10(マップ)
→ 人磨大明神を合祀する
・伊佐和神社:三重県松阪市射和町1073(マップ)
→ 柿本人麿公を合祀する
・江島若宮八幡神社:三重県鈴鹿市東江島町5-7(マップ)
→ 人丸大神を合祀する
→ 人磨大明神を合祀する
・伊佐和神社:三重県松阪市射和町1073(マップ)
→ 柿本人麿公を合祀する
・江島若宮八幡神社:三重県鈴鹿市東江島町5-7(マップ)
→ 人丸大神を合祀する
京都府
・河上三神社(人丸神社):京都府京丹後市久美浜町布袋野山神(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・下御霊神社(猿田彦社相殿柿本歌聖):京都府京都市上京区新烏丸通丸太町下る信富町324(マップ)
→ 境内社「猿田彦社(相殿柿本歌聖)」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 非業の死を遂げた人物を慰霊する神社
・壬生寺(人丸塚):京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31(マップ)
→ 境内にある「人丸塚」は万葉歌人・柿本人麻呂の灰塚と伝わる(防火の霊験あり)
・岩船寺:木津川市加茂町岩船上ノ門43(マップ)
→ 寺伝に「794年、柿本人麻呂は寺の鎮守社として白山神を勧請した」とある
⇒ ただし、時代が通説と大分ずれる
・白山神社:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門94(マップ)
→ 伊弉册尊(イザナミ)を祀る
→ 柿本人麻呂が社殿を造営し、行基が祭神を勧請したと伝わる
⇒ 岩船寺に同じく、時代が通説と大分ずれる
・常光庵:京都府城陽市寺田大川原46-5(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る(門前には銅像がある)
⇒ 西光院の西隠法師が門前にて人麻呂像が包まれた藁包を見つけ、堂内に安置したという
・華台寺:京都府久世郡久御山町中島法楽寺16(マップ)
→ かつて存在した「巨椋池」について人麻呂が歌を詠み、それが「伏見」の語源となったと云う
⇒ 『万葉集』に「巨椋の 入江響むなり 射目人の 伏見が田居に 雁渡るらし」とあり、「巨椋」の初出とされる
・住吉神社(人丸神社):京都府京都市下京区下松屋町通松原下る三丁目 藪之内町617(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社跡:京都府京都市中京区御倉町
→ かつて柿本人麻呂を祀る神社があったという
・朝日神明宮(人丸社):京都市下京区麩屋町五条上る鱗形町(マップ)
→ 末社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・下御霊神社(猿田彦社相殿柿本歌聖):京都府京都市上京区新烏丸通丸太町下る信富町324(マップ)
→ 境内社「猿田彦社(相殿柿本歌聖)」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 非業の死を遂げた人物を慰霊する神社
・壬生寺(人丸塚):京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31(マップ)
→ 境内にある「人丸塚」は万葉歌人・柿本人麻呂の灰塚と伝わる(防火の霊験あり)
・岩船寺:木津川市加茂町岩船上ノ門43(マップ)
→ 寺伝に「794年、柿本人麻呂は寺の鎮守社として白山神を勧請した」とある
⇒ ただし、時代が通説と大分ずれる
・白山神社:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門94(マップ)
→ 伊弉册尊(イザナミ)を祀る
→ 柿本人麻呂が社殿を造営し、行基が祭神を勧請したと伝わる
⇒ 岩船寺に同じく、時代が通説と大分ずれる
・常光庵:京都府城陽市寺田大川原46-5(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る(門前には銅像がある)
⇒ 西光院の西隠法師が門前にて人麻呂像が包まれた藁包を見つけ、堂内に安置したという
・華台寺:京都府久世郡久御山町中島法楽寺16(マップ)
→ かつて存在した「巨椋池」について人麻呂が歌を詠み、それが「伏見」の語源となったと云う
⇒ 『万葉集』に「巨椋の 入江響むなり 射目人の 伏見が田居に 雁渡るらし」とあり、「巨椋」の初出とされる
・住吉神社(人丸神社):京都府京都市下京区下松屋町通松原下る三丁目 藪之内町617(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社跡:京都府京都市中京区御倉町
→ かつて柿本人麻呂を祀る神社があったという
・朝日神明宮(人丸社):京都市下京区麩屋町五条上る鱗形町(マップ)
→ 末社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
大阪府
・高崎神社:大阪府大阪市住之江区南加賀屋4丁目15-3(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 宝暦5年(1755年)に創建され、天保8年(1837年)の遷座に伴って柿本人麻呂を合祀した
・高砂神社:大阪府大阪市住之江区北島3丁目14-12(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 高崎神社と同じ創建者であり、宝暦11年(1761年)の社殿造営時に柿本人麿朝臣の神像と共に奉斎された
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 宝暦5年(1755年)に創建され、天保8年(1837年)の遷座に伴って柿本人麻呂を合祀した
・高砂神社:大阪府大阪市住之江区北島3丁目14-12(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
→ 高崎神社と同じ創建者であり、宝暦11年(1761年)の社殿造営時に柿本人麿朝臣の神像と共に奉斎された
兵庫県
・生田神社(人丸神社):兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
⇒ 夫婦和合・学問向上の神として祀られる
・鴨神社(柿本神社):兵庫県丹波市市島町梶原533-1(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:兵庫県明石市人丸町1-26(マップ)
→ 柿本人丸公を祀る
→ 仁和3年(887年)に明石の岡の楊柳寺の僧・覚証の夢想によって人麻呂の神霊が祠に祀られたことを起源とする
⇒ 元和6年(1620年)、小笠原忠政の明石城を築城の際に現在地に遷されて社殿を造営された
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
⇒ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 人麻呂は、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕え、石見国守となって製紙業を広めたとされる
⇒ 人麻呂は、天武4年3月9日に叙三位兼播磨守に任じられた(『石見国風土記(逸文)』より)
・明石公園(人丸塚):兵庫県明石市明石公園1-27(マップ)
→ 柿本人麻呂公の神霊がここに祀られ、後に明石城の守護神とされたという
⇒ 明石の柿本神社の由緒に繋がるもの
・乎疑原神社(柿本社):兵庫県加西市繁昌町529(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麻呂を祀る
・人麻呂神社:兵庫県高砂市伊保町今市字西所367番(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・稲岡神社(人丸神社):兵庫県姫路市青山字稲岡山649(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・射楯兵主神社(柿本社):兵庫県姫路市総社本町190(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麿を祀る
・九所御霊天神社:兵庫県姫路市大善町7(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
⇒ 夫婦和合・学問向上の神として祀られる
・鴨神社(柿本神社):兵庫県丹波市市島町梶原533-1(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:兵庫県明石市人丸町1-26(マップ)
→ 柿本人丸公を祀る
→ 仁和3年(887年)に明石の岡の楊柳寺の僧・覚証の夢想によって人麻呂の神霊が祠に祀られたことを起源とする
⇒ 元和6年(1620年)、小笠原忠政の明石城を築城の際に現在地に遷されて社殿を造営された
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
⇒ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 人麻呂は、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕え、石見国守となって製紙業を広めたとされる
⇒ 人麻呂は、天武4年3月9日に叙三位兼播磨守に任じられた(『石見国風土記(逸文)』より)
・明石公園(人丸塚):兵庫県明石市明石公園1-27(マップ)
→ 柿本人麻呂公の神霊がここに祀られ、後に明石城の守護神とされたという
⇒ 明石の柿本神社の由緒に繋がるもの
・乎疑原神社(柿本社):兵庫県加西市繁昌町529(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麻呂を祀る
・人麻呂神社:兵庫県高砂市伊保町今市字西所367番(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・稲岡神社(人丸神社):兵庫県姫路市青山字稲岡山649(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・射楯兵主神社(柿本社):兵庫県姫路市総社本町190(マップ)
→ 境内社「柿本社」に柿本人麿を祀る
・九所御霊天神社:兵庫県姫路市大善町7(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
奈良県
・人麿神社:奈良県橿原市地黄町445(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 奈良県葛城市新庄町の柿本神社から分祀されたと伝えられる
・今井町春日神社(人丸神社):奈良県橿原市今井町3丁目162(マップ)
→ 境内社「人丸神社」にて柿本人麿を祀る
⇒ 柿本人麻呂の木質紳像を安置するとされる
・柿本神社(柿本山影現寺) :奈良県葛城市柿本164(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
→ 宝亀元年(770年)、石見国で没した人麻呂当地に改葬し、「人麻呂堂」と呼ばれる神社を建立したことに始まる
⇒ 当地は、かつて人麻呂の領地だったとされる
→ 858年、空海の直弟子・真済上人によって影現寺が創建され、柿本神社を護る神宮寺とされた
⇒ 一説には真済上人は柿本人麻呂と又従兄弟の関係にあるとも
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
→ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 十市郡磐余幸玉の宮の柿木とも
→ 柿本村の伝承によれば、人麻呂は柿本邑出身の石見守・柿本宗人の子であるとされる
⇒ 母の死後は当村に住んで、依佐良姫を娶って当地で没したという
⇒ 依佐良姫の墓は根成柿村の天満神社の境内にあるという
⇒ 柿本村にあった柿本寺は人麻呂が生まれ育ったとされ、人麻呂の古墳(墓)があるとも
・和爾下神社(柿本寺跡):奈良県天理市櫟本町2430(マップ)
→ かつて柿本氏の氏寺であった「柿本寺跡」がある
⇒ 『柿本朝臣人麻呂勘文』によれば、柿本寺は人麻呂の一族の柿本朝臣氏によって建立されたと伝わる
⇒ 「朝臣(あそん)」は天武天皇が作った「八色の姓」の第二位にあたり、有力な氏族に与えられた姓である
→ この柿本氏は和珥氏の末裔に当たるとされる(人麻呂の生誕地と伝えられるとも)
→ 江戸時代建立の「歌塚」があり、付近の墳丘は人麻呂の遺髪を埋めたところと伝えられる
・極楽寺:奈良県天理市櫟本町883(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る
→ 公式サイトによれば、人麻呂は当地の出身であるとされる(上記、和爾下神社の説明に同じ)
⇒ 石見国の高角の鴨山で没したという説には否定的である
・阿騎野・人麻呂公園:奈良県宇陀市大宇陀中庄(マップ)
→ 柿本人麻呂の乗馬像がある
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 奈良県葛城市新庄町の柿本神社から分祀されたと伝えられる
・今井町春日神社(人丸神社):奈良県橿原市今井町3丁目162(マップ)
→ 境内社「人丸神社」にて柿本人麿を祀る
⇒ 柿本人麻呂の木質紳像を安置するとされる
・柿本神社(柿本山影現寺) :奈良県葛城市柿本164(マップ)
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
→ 宝亀元年(770年)、石見国で没した人麻呂当地に改葬し、「人麻呂堂」と呼ばれる神社を建立したことに始まる
⇒ 当地は、かつて人麻呂の領地だったとされる
→ 858年、空海の直弟子・真済上人によって影現寺が創建され、柿本神社を護る神宮寺とされた
⇒ 一説には真済上人は柿本人麻呂と又従兄弟の関係にあるとも
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命の後胤とされる
→ 柿本氏は、敏達天皇の御代に門辺の柿木から名をとって氏を賜ったと云われる
⇒ 十市郡磐余幸玉の宮の柿木とも
→ 柿本村の伝承によれば、人麻呂は柿本邑出身の石見守・柿本宗人の子であるとされる
⇒ 母の死後は当村に住んで、依佐良姫を娶って当地で没したという
⇒ 依佐良姫の墓は根成柿村の天満神社の境内にあるという
⇒ 柿本村にあった柿本寺は人麻呂が生まれ育ったとされ、人麻呂の古墳(墓)があるとも
・和爾下神社(柿本寺跡):奈良県天理市櫟本町2430(マップ)
→ かつて柿本氏の氏寺であった「柿本寺跡」がある
⇒ 『柿本朝臣人麻呂勘文』によれば、柿本寺は人麻呂の一族の柿本朝臣氏によって建立されたと伝わる
⇒ 「朝臣(あそん)」は天武天皇が作った「八色の姓」の第二位にあたり、有力な氏族に与えられた姓である
→ この柿本氏は和珥氏の末裔に当たるとされる(人麻呂の生誕地と伝えられるとも)
→ 江戸時代建立の「歌塚」があり、付近の墳丘は人麻呂の遺髪を埋めたところと伝えられる
・極楽寺:奈良県天理市櫟本町883(マップ)
→ 柿本人麻呂像を祀る
→ 公式サイトによれば、人麻呂は当地の出身であるとされる(上記、和爾下神社の説明に同じ)
⇒ 石見国の高角の鴨山で没したという説には否定的である
・阿騎野・人麻呂公園:奈良県宇陀市大宇陀中庄(マップ)
→ 柿本人麻呂の乗馬像がある
和歌山県
・真妻神社:和歌山県日高郡印南町松原158(マップ)
→ 柿本人麿を合祀する
→ 柿本人麿を合祀する
中国地方
島根県
・物部神社(柿木神社):島根県大田市川合町川合1545(マップ)
→ 末社「柿木神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 案内板によれば「物部氏の流れという説がある」と説明される
・高角山 人丸神社:島根県江津市島の星町(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 島の星山(高角山)の入植者が開拓の励みとして、郷土ゆかりの歌人・柿本人麻呂を祀ったことを起源とする
→ 境内には人麻呂と妻・依羅娘子の銅像がある
⇒ 依羅娘子は石見国の都濃津(江津市)の出身と伝えられている
・都野津柿本神社:島根県江津市都野津町(マップ)
→ 柿本人麻呂、依羅娘子を祀る
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の末裔と称する井上氏によって人麻呂・依羅娘子の寓居跡に創建された神社である
⇒ 境内には、かつて人麻呂がこの地に仮寓した記念として植えられた「人麻呂の松」があった(今は切り株となる)
→ 依羅娘子は当地において「神主恵良の豪家の娘」「当地の医師・井上道益の娘」と伝えられている
・高神の丘:島根県江津市二宮町神主イ694
→ 柿本人麻呂終焉の地である「鴨山」と伝えられる(いわゆる江津説)
・依羅娘子生誕伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の生誕したと伝えられる場所
・スイトコ人麻呂終焉伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 名前から察するに、人麻呂の終焉地と伝承されている場所だと思われる(情報不足)
・齋藤茂吉鴨山記念館:島根県邑智郡美郷町湯抱265-1(マップ)
→ 人麻呂の終焉地に関して「邑智説」が、昭和期に齋藤茂吉によって唱えられた
・伊甘神社(石見国府跡):島根県浜田市下府町935(マップ)
→ 柿本氏の祖とされる天足彦國押人命を祀る
⇒ 境内に国府跡碑があり、人麻呂が石見国守として赴任してきたと考えられている(情報不足)
⇒ 人麻呂の死没に関する比定地に浜田説があるとされるが情報が非常に少ない
・秋葉神社:島根県浜田市殿町(マップ)
→ 柿本神社を合祀するとされる
・人麻呂の契り岩:島根県浜田市弥栄町程原弥畝山
→ 人麻呂が上京する際、妻・依羅娘子との再開を契って歌を詠んだと伝わる
・鴨島趾展望地:島根県益田市久城町1199-1(マップ)
→ 人麻呂が晩年を過ごしたとされる「鴨島」の存在を伝える記念碑(いわゆる益田説)
⇒ 伝承によれば、かつて高津・中須沖に鴨島が存在したが、平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没した
→ 梅原猛の『水底の歌』にて「人麻呂水刑死説」が唱えられ、実際に海底調査が行われた
⇒ 昭和52年、平成5年の海底調査によって「万寿地震」は科学的に存在したと言える調査結果が出たという
・高津柿本神社:島根県益田市高津町上市イ2616-1(マップ)
→ 柿本人麿命を祀る
→ 鴨島で没した人麻呂の霊を祀るために創建した「人丸社」を起源とする
⇒ 「人丸社」は平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没し、高津の松崎に漂着した人麻呂の尊像を祀ったという
⇒ 江戸時代に津和野藩主・亀井氏の崇敬を受けて、現在地に遷座し、社殿・楼門などを寄進された
→ 社伝によれば、全国に点在する柿本神社の本社とされる
⇒ 山口県の柿本神社(人丸社)には高津柿本神社からの勧請とするものが多い
⇒ 奈良県の柿本神社など、高津柿本神社の勧請としないものもある
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人の後胤である小野氏族の分派の柿本族出身とされる
⇒ 柿本族は小野族の縁戚を頼って石見国に移住し、人麻呂は小野の地に誕生したという
⇒ 人麻呂は青年期に都に上って、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕えた(天武天皇を含むとされる説明もある)
⇒ 後に石見国守として帰郷し、製紙業を地元に広めたという(石見半紙はその流れを汲むとされる)
⇒ 晩年は鴨島で過ごし、現地で没したとされる
・戸田柿本神社:島根県益田市戸田町イ-856番地(マップ)
→ 柿本人麿朝臣を祀る
→ 神亀元年に人麻呂が高角鴨山で逝去したことから、死後に戸田村に社を建ててその霊を祀ったことに始まる
⇒ 神社の付近に「柿本人麻呂生誕地碑」や「柿本人麿御廟所」がある
⇒ 社家・綾部家(語家)は人麻呂の母方の家系と伝わっている
⇒ 人麻呂の家柄に関する文献がいくつか残っており、社宝として保存されている
→ 人麻呂は戸田村の出身であり、柿本氏某と綾部家の女の間に生まれたとされる(当社文献による)
⇒ 柿本氏は孝昭天皇の御子を祖とする家柄であるとされる
⇒ 同族は春日族、小野族、櫛代族の一部(分流)であり、柿本氏と共に石見の地に下向したとされる
⇒ 綾部家(語家)は柿本氏が大和に居る頃から仕えたとされる(綾部家は代々巫女が世襲する家系とも)
⇒ 少なくとも幼少期~青年期までの資料が残っているとされる(近隣には人麻呂伝承のある岩などもある)
・柿本人麿御廟所:島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂の霊を祀る御廟所であり、遺髪を埋めた「遺髪塚」とも云われている
⇒ 江戸時代に戸田柿本神社にまつわる伝説的な出来事が起きたことから、御廟所とされた
・柿本人麿伝承岩(足型岩・聖なる岩):島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂が足型を付けた「足形岩」と、幼少期に座って歌を詠んだ「聖なる岩」が残されている
⇒ 幼少期の人麻呂が神童であったことを伝える証拠として、地元で語り継がれてきたという
・遠田八幡宮:島根県益田市遠田町3303(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・新宮神社:島根県益田市美都町宇津川ロ355乙(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・八幡宮(稲荷神社):島根県益田市匹見町紙祖イ2218番地(マップ)
→ 境内社「稲荷神社」に柿本人麿を合祀する
・高城神社:島根県益田市神田町イ1083(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・杵築神社:島根県鹿足郡津和野町枕瀬272(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
広島県
・旭山神社:広島県広島市西区己斐西町12(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・宮久保神社(人丸神社・客神社):広島県大竹市栗谷町小栗林508(マップ)
→ 境内社「人丸神社・客神社」に柿本人麿を祀る
・嚴島神社(人丸神社):広島県大竹市大竹町木野(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・河内神社:広島県山県郡安芸太田町下殿河内
→ 柿本人麿を配祀する
山口県
・鶴ケ嶺八幡宮(医師神社):山口県阿武郡阿武町奈古3348(マップ)
→ 境内社「医師神社」に柿本人麿を祀る
・柿本神社:山口県萩市江崎(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・武氏八幡宮:山口県萩市大字上小川東分1582(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 幕末(1866年)の「四境の役」の際、人丸が守護神として現れたことを記念して創建した
・須賀神社:山口県萩市鈴野川1285番地(マップ)
→ 柿本大神(柿本人丸)を配祀する
・柿本人丸大明神:山口県萩市紫福堂ヶ市(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 神亀2年(725年)、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
⇒ 御神体は高津柿本神社から持ち帰った石とも
・上野山八幡宮:山口県萩市紫福6969(マップ)
→ 柿本人丸命を配祀する
→ 往古、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
・福井八幡宮(人丸神社):山口県萩市福井下(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部上麻生(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部下字柳(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
⇒ 石見たたら職人の人丸信仰のトーテムだったとも
・大井八幡宮(人麿社):萩市大井市場(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
→ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・楞厳寺:山口県萩市大字山田玉江1区4418(マップ)
→ 人丸神像を祀る
・住吉神社:山口県萩市浜崎町240(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸神社:山口県萩市大字椿東中の倉1699(マップ)
→ 柿本人磨朝臣を祀る
→ 天正年間(1572年)に高津柿本神社より人麻呂の分霊を勧請して祀ったことに始まる
⇒ 学問の神、漁業の神(龍神)、商業の神(龍神)、安産の神、火難除けの神として祀られる
・西見山八幡宮:山口県萩市大字紫福1431(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸社:山口県萩市高佐上辻山西側(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
・八幡人丸神社:山口県長門市油谷新別名人丸35(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
・白山神社:山口県下関市菊川町下保木543(マップ)
→ 境内社「柿本人麿神社」に柿本人麿を祀る
・王司神社:山口県下関市向日植田510(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
⇒ 油谷町の人丸神社から勧請された
・住吉八幡宮(人丸社):山口県下関市豊北町大字神田3901(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
・忌宮神社(八坂神社):山口県下関市長府宮の内町1-18(マップ)
→ 境内社「八坂神社」に柿本人丸を祀る
→ 寛政9年(1797年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・生野神社(人丸神社):山口県下関市幡生宮の下町16-18(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・福江八幡宮:山口県下関市福江397(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・人丸社:山口県下関市豊浦町川棚上西堂(マップ)
→ 石祠に人丸神像を祀る
→ 幕末から明治期に疫病が流行ったため、地域の長老3人が明石の柿本神社から勧請したとされる
・人丸社:山口県山陽小野田市西高泊後潟上(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 明治20年(1887年)頃、当地で牛馬の疫病が発生したため、長門市油谷の人丸神社から勧請したとされる
・柿本大明神:山口県宇部市芦河内沼田ヶ原(マップ)
→ 石祠に柿本大明神を祀る
→ 文政7年(1824年)11月、明石柿本人麿大明神が当地の娘に神懸かって、村民を疫病より護ったという
⇒ その感謝の証に、有志によって石祠が建てられたという
・覚天寺(弁財天社):山口県山陽小野田市有帆1867(マップ)
→ 境内社「弁財天社」に人丸神を合祀する
⇒ 人丸像(木造)を安置する
・西山人麿神社:山口県宇部市西山(マップ)
→ 柿本人麻呂命を祀る
→ 文化14年(1817年)に赤痢病が流行したため、高津柿本神社から勧請して病魔退散を祈ったことに始まる
⇒ 天保3年(1832年)に西山地区に疫病が流行したため、当地に遷座した
・人丸神社:山口県宇部市船木沖(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 「芸能の神」として信仰される
・人丸社:山口県美祢郡美東町鳶ノ巣(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 慶応元年(1865年)に当地の里人によって人丸神社の分霊が勧請されたという
→ 地名の「鳶」は漂泊集団を鳥に例えたものという説がある
⇒ 漂泊する職能集団によって人丸神が信仰されたと云われる(和邇族に属する氏族がそれに当たるとも)
⇒ 一説には、小野氏、柿本氏は和邇族に属すると云われる
・真長田八幡宮(人丸社):山口県美祢郡美東町真名433(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:山口県山口市仁保上郷上ヶ山(マップ)
→ 人丸大明神を祀る
⇒ 上ヶ山、葛坂の神仏をまとめて村社とした
⇒ 文化11年(1814年)に人丸神を勧請したという(人丸木像を祀る)
・人丸神社:山口県山口市仁保下郷(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 昔、疫病が流行したため、病難防除を願って高津柿本神社から勧請されたという
・倉稲神社:山口県山口市仁保中郷中屋(マップ)
→ 祠に人丸像を祀る
⇒ 祭神は倉稲魂命・稲荷大明神・厳島大明神・柿本人丸)
⇒ 地元では疫神社・人丸様とも
→ 享和2年(1802年)9月に中尾村に痢病流行したため、疫神様を勧請したという
⇒ 享保年間に人丸神の召姫が白鷺となって現れたことから、高津柿本神社から勧請したという伝承もある
・日吉神社(人丸社):山口県山口市大内御堀4387-3(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
→ 赤痢病・伝染病の神として祭られたとされる
・人丸神社:山口県山口市宮野七房(マップ)
→ 小祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 七房に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したと伝わる
・仁壁神社:山口県山口市三の宮2丁目6-22(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・市場大神宮:山口県山口市阿東嘉年下(マップ)
→ 相殿に人丸社を祀る
・人麻呂社:山口県山口市阿東嘉年下
→ 小祠に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社:山口県山口市阿東徳佐台
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・柿本神社:山口県山口市阿東嘉年下
・柿本神社:山口県山口市阿東地福上
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・地福八幡宮(権現社):山口県山口市阿東地福上1789(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・菅原神社:山口県阿武郡阿武町奈古2947番地の1
→ 相殿に柿本社を祀る
・古熊神社(三森神社):山口県山口市古熊1-10-5(マップ)
→ 境内社「三森神社」に柿本人麿を祀る
⇒ 人丸神は眼病平癒に霊験あらたかとされる
・人丸神社:山口県山口市木町6-15(マップ)
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 文化6年(1809年)、火難防除のために高津柿本神社より勧請したとされる
・中郷八幡宮(人丸神社):山口県山口市小郡新町4丁目13-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・厳島神社:山口県山口市小郡下郷東津中2401(マップ)
→ 人丸神社を合祀する
→ 明治初年に末社として、人丸神社、妙見社、龍神社、金比羅大権現、幸神を合祀したとされる
・人丸神社:山口県山口市鋳銭司小森
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 約200年前に小森部落に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・浮橋神社(人丸神社):山口県山口市徳地三谷字奥谷(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本大明神を祀る
⇒ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 文化3年(1806年)8月3日に柿本大明神が勧請されたと伝わる
・人丸神社:山口県山口市徳地堀字下庄方(マップ)
→ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 明治33年(1900年)、赤痢が流行したため、疫病鎮静を願って高津柿本神社より勧請したとされる
・赤田神社:山口県山口市吉敷780(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・恒冨八幡宮(人丸神社):山口県山口市黒川1149(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・埴山神社(人丸社):山口県防府市久兼669(マップ)
→ 境内の石祠群に「人丸社」がある
・熊野神社(人丸神社):山口県防府市上右田1078(マップ)
→ 境内の裏山に「人丸神社」の社祠が祀られている
・大歳神社(人丸神社):山口県防府市真尾(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
→ 慶応4年(1866年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県防府市東佐波令(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 寛政11年(1799年)に疫病除けのため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市向島(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 安政3年(1856)に向島に痢疫が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市勝間1丁目12-1(マップ)
→ 社祠に人丸神像(木像)を祀る
⇒ 膿瘡に霊験があるとも
・桑山八幡宮(柿本人麿社):山口県防府市桑山2丁目15-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麿社(石祠)」に柿本人麿を祀る
・宇佐八幡宮(人丸社):山口県防府市鈴屋840(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
⇒ 周辺には かつて奈美田中の人丸社(柿本人麻呂を祀る)もあったが廃社となったという
・繁枝神社(人麻呂社・おうばん社):山口県防府市台道527(マップ)
→ 境内社「人麻呂社」に柿本人麻呂を祀る
→ 境内社「おうばん社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政3年(1820年)9月、疫病が流行ったため、長門国から人麻呂大明神を勧請すると疫病が止んだという
・二所山田神社:山口県周南市鹿野上2898(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・三島神社(柿本神社):山口県周南市鹿野中(マップ)
→ 末社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・金峯神社(河内神社):山口県周南市金峰4581(マップ)
→ 境内社「河内神社」の相殿に柿本人丸を祀る
・白山穂河神社:山口県周南市金峰(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・河内神社(柿本神社):山口県周南市莇地559(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・中須八幡宮(須賀神社・五柱神社):山口県周南市中須2663(マップ)
→ 境内社「須賀神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「五柱神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「柿本人丸社」に柿本人丸神を合祀する
・人丸神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・氷見神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・河内神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 人丸肖像を刻んだ石板を御神体として祀る
・亀山八幡宮(杵崎神社):山口県周南市須万2608(マップ)
→ 境内社「杵崎神社」に「須万村字日浦 八幡宮末社柿本社」を合祀する
⇒ 他に中原にあったとされる人丸社も合祀するという
⇒ 八朔祭を行う(宮司家では柿の葉に赤飯を盛って神前に供えるとも)
・河内神社:山口県周南市高瀬840(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
⇒ 元は疫病除けに高津柿本神社より勧請したとされる
・飛龍八幡宮(河築神社):山口県周南市須々万本郷312(マップ)
→ 境内社「河築神社」に柿本人麿を合祀する
⇒ 古来より疫病除の神として祀られてきたとも
・天満宮:山口県周南市中須南(マップ)
→ 相殿に人丸社を合祀する
・人丸神社:山口県周南市中須南(マップ)
→ 社祠に人丸神像を祀る
・人丸社:周南市戸田字中河原(マップ)
→ 石祠に柿本人丸を祀る
→ 明治10年(1877)頃、数年間にわたって火災が起こったため、高津柿本神社より勧請したとされる
・熊毛神社:山口県周南市呼坂(マップ)
→ 人丸社と合祀するとされる
・熊野神社(人丸社):山口県周南市権現町2-27(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・人丸会館:山口県下松市南花岡7丁目9-19(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 宝暦年中(1751~1764年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県周南市須々万一の坂
→ 石祠に柿本人丸を祀る
⇒ 周囲に妙見社の石祠を祀る
・河内神社:山口県周南市米光163-1(マップ)
→ 柿本人丸神(柿本人丸大人)を配祀する
⇒ 元は天保6年(1835)、疫病除けに高津柿本神社より勧請し、西山に祀ったとされる
・柿本人麿社:山口県周南市福川2丁目(マップ)
→ 人麿大明神を祀る
→ 天保7年(1836)の大飢饉の後、市井木に疫病が大流行したため、人麿大明神を祀ったことに始まる
⇒ 疫病除・火難除・安産・眼病平癒・学問・水難海上安全の神徳があるとされる
・楞厳寺:山口県周南市大字湯野牧1929(マップ)
→ かつて人丸社があったとされる(現存せず)
・二俣神社(天満宮):山口県周南市大向1643-13(マップ)
→ 境内社「天満宮」に外一座(柿本人麻呂と推定)を祀る
・河内宮神社(杵崎社):山口県周南市大道理
→ 境内社「杵崎社」に柿本人麻呂を合祀する
・河内神社:山口県周南市鹿野下420(マップ)
→ 柿本人丸神を合祀する
・有飯八幡宮(柿本神社):山口県光市小周防2759(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 学業推奨の加護・疫災消除の神として祀られる
・五社(柿本人麻呂社):山口県光市光井9丁目3(マップ)
→ 荒神社を主神とし、柿本人麻呂社を相殿に祀る
・諏訪神社:柳井市日積字諏訪(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・熊野神社(柿本大明神):山口県光市島田4丁目9-25(マップ)
→ 境内社「柿本大明神」に柿本大明神を祀る
・大帯姫八幡宮(大里天満宮):山口県柳井市日枝3920番(マップ)
→ 境内社「大里天満宮」に柿本人麿が配祀される
・人丸神社:山口県柳井市伊保庄(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・宇佐八幡宮(人丸神社):山口県岩国市錦町宇佐(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・神沼田神社:山口県岩国市錦町深須上沼田(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は、嘉永4年(1851年)に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 昭和52年(1977年)、白鳥神社、地主神社、杵崎神社、柿本人麻呂神社、愛宕社を合併して合祀したとされる
・田屋河内神社:岩国市錦町大野字大野中(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は高津柿本神社より勧請したとされ、独自の人丸伝承および信仰・習俗があるとされる
・河内神社:山口県岩国市錦町広瀬尾川(マップ)
→ 人丸社を合祀しているとされる
・河内神社:山口県岩国市美和町秋掛1882-2(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・菅原神社:山口県岩国市玖珂町6164番地(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
・中田八幡宮:山口県岩国市周東町田尻683番(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・斎宮神社:山口県岩国市周東町西長野292(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・河内神社(人丸社):山口県岩国市本郷町波野1615(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・白羽神社:山口県岩国市美和町北中山二ッ野(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・寄崎神社(人丸神社):山口県岩国市美和町生見長角(マップ)
→ 愛宕社の隣の人丸神社に柿本人麿を祀る
・人丸神社:山口県岩国市美和町生見志谷(マップ)
→ 社祠内の祭壇に柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・大元神社:山口県岩国市美和町田ノ口(マップ)
→ 柿本神社を相殿に祀る
⇒ 祭壇には左に岩神様、中央に天御中主大神(三山祇大神)、右に河内大神の三柱が祀られるという
・寄江柿本大明神:山口県岩国市美和町下畑柿ノ木原
→ 相殿に人丸明神を祀る
⇒ 祭壇には人丸神像を祀り、疫病除難の神徳があるとされる
⇒ 相殿の寄江大明神は「えびす」とされる
・龍田社:山口県岩国市美川町添谷東谷(マップ)
→ 出雲社・柿本社・龍田社・不詳社・天照大神宮の五座を祀る
・山内神社:山口県岩国市美川町根笠山之内(マップ)
→ 人丸大明神を合祀する
・河内神社(人丸神社):山口県岩国市美川町南桑久保(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・高森天満宮(人麿神社):山口県岩国市周東町下久原1485(マップ)
→ 境内社「人麿神社」に柿本人麿を祀る
・丹生河内神社(人丸神社):山口県岩国市周東町獺越北畑(マップ)
→ 境内社「人丸神社(客社)」に柿本人丸を合祀する
・岩隈八幡宮:山口県岩国市周東町祖生宮源7179(マップ)
→ 末社に「柿本社」があるという文献がある
・人丸・大師堂:山口県岩国市周東町祖生今岡(マップ)
→ 堂内に弘法大師とともに柿本人麻呂が祀られる
→ 明治20年代に今岡部落に赤痢が蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 高津柿本神社の柿本大明神は「疫病の神」として勧請されることが多いようである
・椎尾八幡宮:山口県岩国市岩国4丁目1-8(マップ)
→ 相殿として柿本社を合祀する
・椎尾八幡宮:山口県岩国市角82(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・人丸神社:岩国市竹安箕ノ越
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 寛政12年(1800年)3月、河内郷一帯に疫病蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
四国地方
徳島県
・八幡神社:徳島県那賀郡那賀町谷内字中分33(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
⇒ 古い地名は島根郷谷内であり、かつては「柿本神社」と称していたとも
⇒ 柿本人麻呂の墓所を案内する石碑があったとも(現存せず)
⇒ 藩政時代は歌人に崇敬を集めたとも
・人丸神社:徳島県鳴門市里浦町里浦花面156(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 人麻呂は諸国放浪でこの土地を訪れ、しばらく滞在し弟子を集めて歌会をしたとされる
⇒ 人麻呂の死後、その霊験にあやかって歌・学問の神として信仰されてきたとされる
愛媛県
・大洲領総鎮守八幡宮(人麿神社・天満神社):愛媛県大洲市阿蔵甲1843(マップ)
→ 末社「人麿神社・天満神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 江戸期に勧請されたと云われる
・湯嶋天神社(古仙神社):愛媛県八幡浜市五反田1-1316(マップ)
→ 境内社「古仙神社」に柿本人麿を祀る
高知県
・八幡宮(三神社):高知県高知市春野町(マップ)
→ 境内社「三神社」に柿本人丸を合祀する
九州地方
福岡県
・住吉神社(人丸神社):福岡県福岡市博多区住吉3-1-51(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 「和歌の神」として祀られる
・宗像大社(和歌神社):福岡県宗像市田島2331(マップ)
→ 境内社「和歌神社」に柿本人麿を祀る
・和歌神社:福岡県宗像市大井929(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・蒲生八幡神社(幸彦社):福岡県北九州市小倉南区蒲生5丁目6(マップ)
→ 境内社「幸彦社」に柿本人丸を祀る
長崎県
・諏訪神社(厳島神社):長崎県長崎市上西山町3(マップ)
→ 境内社「厳島神社」に柿本人麿を配祀する
熊本県
参考サイト:神奈備にようこそ(柿本人麻呂を祀る神社一覧)、防長人丸社新考
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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→ 末社「柿木神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 案内板によれば「物部氏の流れという説がある」と説明される
・高角山 人丸神社:島根県江津市島の星町(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 島の星山(高角山)の入植者が開拓の励みとして、郷土ゆかりの歌人・柿本人麻呂を祀ったことを起源とする
→ 境内には人麻呂と妻・依羅娘子の銅像がある
⇒ 依羅娘子は石見国の都濃津(江津市)の出身と伝えられている
・都野津柿本神社:島根県江津市都野津町(マップ)
→ 柿本人麻呂、依羅娘子を祀る
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の末裔と称する井上氏によって人麻呂・依羅娘子の寓居跡に創建された神社である
⇒ 境内には、かつて人麻呂がこの地に仮寓した記念として植えられた「人麻呂の松」があった(今は切り株となる)
→ 依羅娘子は当地において「神主恵良の豪家の娘」「当地の医師・井上道益の娘」と伝えられている
・高神の丘:島根県江津市二宮町神主イ694
→ 柿本人麻呂終焉の地である「鴨山」と伝えられる(いわゆる江津説)
・依羅娘子生誕伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 人麻呂の妻・依羅娘子の生誕したと伝えられる場所
・スイトコ人麻呂終焉伝承地:島根県江津市二宮町神主
→ 名前から察するに、人麻呂の終焉地と伝承されている場所だと思われる(情報不足)
・齋藤茂吉鴨山記念館:島根県邑智郡美郷町湯抱265-1(マップ)
→ 人麻呂の終焉地に関して「邑智説」が、昭和期に齋藤茂吉によって唱えられた
・伊甘神社(石見国府跡):島根県浜田市下府町935(マップ)
→ 柿本氏の祖とされる天足彦國押人命を祀る
⇒ 境内に国府跡碑があり、人麻呂が石見国守として赴任してきたと考えられている(情報不足)
⇒ 人麻呂の死没に関する比定地に浜田説があるとされるが情報が非常に少ない
・秋葉神社:島根県浜田市殿町(マップ)
→ 柿本神社を合祀するとされる
・人麻呂の契り岩:島根県浜田市弥栄町程原弥畝山
→ 人麻呂が上京する際、妻・依羅娘子との再開を契って歌を詠んだと伝わる
・鴨島趾展望地:島根県益田市久城町1199-1(マップ)
→ 人麻呂が晩年を過ごしたとされる「鴨島」の存在を伝える記念碑(いわゆる益田説)
⇒ 伝承によれば、かつて高津・中須沖に鴨島が存在したが、平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没した
→ 梅原猛の『水底の歌』にて「人麻呂水刑死説」が唱えられ、実際に海底調査が行われた
⇒ 昭和52年、平成5年の海底調査によって「万寿地震」は科学的に存在したと言える調査結果が出たという
・高津柿本神社:島根県益田市高津町上市イ2616-1(マップ)
→ 柿本人麿命を祀る
→ 鴨島で没した人麻呂の霊を祀るために創建した「人丸社」を起源とする
⇒ 「人丸社」は平安中期の万寿地震の津波の影響で沈没し、高津の松崎に漂着した人麻呂の尊像を祀ったという
⇒ 江戸時代に津和野藩主・亀井氏の崇敬を受けて、現在地に遷座し、社殿・楼門などを寄進された
→ 社伝によれば、全国に点在する柿本神社の本社とされる
⇒ 山口県の柿本神社(人丸社)には高津柿本神社からの勧請とするものが多い
⇒ 奈良県の柿本神社など、高津柿本神社の勧請としないものもある
→ 社伝によれば、人麻呂は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人の後胤である小野氏族の分派の柿本族出身とされる
⇒ 柿本族は小野族の縁戚を頼って石見国に移住し、人麻呂は小野の地に誕生したという
⇒ 人麻呂は青年期に都に上って、持統・文武の両朝に宮廷歌人として仕えた(天武天皇を含むとされる説明もある)
⇒ 後に石見国守として帰郷し、製紙業を地元に広めたという(石見半紙はその流れを汲むとされる)
⇒ 晩年は鴨島で過ごし、現地で没したとされる
・戸田柿本神社:島根県益田市戸田町イ-856番地(マップ)
→ 柿本人麿朝臣を祀る
→ 神亀元年に人麻呂が高角鴨山で逝去したことから、死後に戸田村に社を建ててその霊を祀ったことに始まる
⇒ 神社の付近に「柿本人麻呂生誕地碑」や「柿本人麿御廟所」がある
⇒ 社家・綾部家(語家)は人麻呂の母方の家系と伝わっている
⇒ 人麻呂の家柄に関する文献がいくつか残っており、社宝として保存されている
→ 人麻呂は戸田村の出身であり、柿本氏某と綾部家の女の間に生まれたとされる(当社文献による)
⇒ 柿本氏は孝昭天皇の御子を祖とする家柄であるとされる
⇒ 同族は春日族、小野族、櫛代族の一部(分流)であり、柿本氏と共に石見の地に下向したとされる
⇒ 綾部家(語家)は柿本氏が大和に居る頃から仕えたとされる(綾部家は代々巫女が世襲する家系とも)
⇒ 少なくとも幼少期~青年期までの資料が残っているとされる(近隣には人麻呂伝承のある岩などもある)
・柿本人麿御廟所:島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂の霊を祀る御廟所であり、遺髪を埋めた「遺髪塚」とも云われている
⇒ 江戸時代に戸田柿本神社にまつわる伝説的な出来事が起きたことから、御廟所とされた
・柿本人麿伝承岩(足型岩・聖なる岩):島根県益田市戸田町(マップ)
→ 人麻呂が足型を付けた「足形岩」と、幼少期に座って歌を詠んだ「聖なる岩」が残されている
⇒ 幼少期の人麻呂が神童であったことを伝える証拠として、地元で語り継がれてきたという
・遠田八幡宮:島根県益田市遠田町3303(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
・新宮神社:島根県益田市美都町宇津川ロ355乙(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・八幡宮(稲荷神社):島根県益田市匹見町紙祖イ2218番地(マップ)
→ 境内社「稲荷神社」に柿本人麿を合祀する
・高城神社:島根県益田市神田町イ1083(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
・杵築神社:島根県鹿足郡津和野町枕瀬272(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
→ 柿本人麻呂を配祀する
・宮久保神社(人丸神社・客神社):広島県大竹市栗谷町小栗林508(マップ)
→ 境内社「人丸神社・客神社」に柿本人麿を祀る
・嚴島神社(人丸神社):広島県大竹市大竹町木野(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・河内神社:広島県山県郡安芸太田町下殿河内
→ 柿本人麿を配祀する
→ 境内社「医師神社」に柿本人麿を祀る
・柿本神社:山口県萩市江崎(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・武氏八幡宮:山口県萩市大字上小川東分1582(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 幕末(1866年)の「四境の役」の際、人丸が守護神として現れたことを記念して創建した
・須賀神社:山口県萩市鈴野川1285番地(マップ)
→ 柿本大神(柿本人丸)を配祀する
・柿本人丸大明神:山口県萩市紫福堂ヶ市(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
→ 神亀2年(725年)、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
⇒ 御神体は高津柿本神社から持ち帰った石とも
・上野山八幡宮:山口県萩市紫福6969(マップ)
→ 柿本人丸命を配祀する
→ 往古、石見国高角人丸社(高津柿本神社)を勧請したことに始まる
・福井八幡宮(人丸神社):山口県萩市福井下(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部上麻生(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
・人丸神社:山口県萩市吉部下字柳(マップ)
→ 祠に人丸神像(石像)を祀る
⇒ 石見たたら職人の人丸信仰のトーテムだったとも
・大井八幡宮(人麿社):萩市大井市場(マップ)
→ 境内社「人麿社」に柿本人麻呂を祀る
→ 文政7年(1824年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・楞厳寺:山口県萩市大字山田玉江1区4418(マップ)
→ 人丸神像を祀る
・住吉神社:山口県萩市浜崎町240(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸神社:山口県萩市大字椿東中の倉1699(マップ)
→ 柿本人磨朝臣を祀る
→ 天正年間(1572年)に高津柿本神社より人麻呂の分霊を勧請して祀ったことに始まる
⇒ 学問の神、漁業の神(龍神)、商業の神(龍神)、安産の神、火難除けの神として祀られる
・西見山八幡宮:山口県萩市大字紫福1431(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・人丸社:山口県萩市高佐上辻山西側(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
・八幡人丸神社:山口県長門市油谷新別名人丸35(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
・白山神社:山口県下関市菊川町下保木543(マップ)
→ 境内社「柿本人麿神社」に柿本人麿を祀る
・王司神社:山口県下関市向日植田510(マップ)
→ 柿本人麻呂を合祀する
⇒ 油谷町の人丸神社から勧請された
・住吉八幡宮(人丸社):山口県下関市豊北町大字神田3901(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麻呂を祀る
・忌宮神社(八坂神社):山口県下関市長府宮の内町1-18(マップ)
→ 境内社「八坂神社」に柿本人丸を祀る
→ 寛政9年(1797年)に高津柿本神社から勧請したとされる
・生野神社(人丸神社):山口県下関市幡生宮の下町16-18(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・福江八幡宮:山口県下関市福江397(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・人丸社:山口県下関市豊浦町川棚上西堂(マップ)
→ 石祠に人丸神像を祀る
→ 幕末から明治期に疫病が流行ったため、地域の長老3人が明石の柿本神社から勧請したとされる
・人丸社:山口県山陽小野田市西高泊後潟上(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 明治20年(1887年)頃、当地で牛馬の疫病が発生したため、長門市油谷の人丸神社から勧請したとされる
・柿本大明神:山口県宇部市芦河内沼田ヶ原(マップ)
→ 石祠に柿本大明神を祀る
→ 文政7年(1824年)11月、明石柿本人麿大明神が当地の娘に神懸かって、村民を疫病より護ったという
⇒ その感謝の証に、有志によって石祠が建てられたという
・覚天寺(弁財天社):山口県山陽小野田市有帆1867(マップ)
→ 境内社「弁財天社」に人丸神を合祀する
⇒ 人丸像(木造)を安置する
・西山人麿神社:山口県宇部市西山(マップ)
→ 柿本人麻呂命を祀る
→ 文化14年(1817年)に赤痢病が流行したため、高津柿本神社から勧請して病魔退散を祈ったことに始まる
⇒ 天保3年(1832年)に西山地区に疫病が流行したため、当地に遷座した
・人丸神社:山口県宇部市船木沖(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 「芸能の神」として信仰される
・人丸社:山口県美祢郡美東町鳶ノ巣(マップ)
→ 石祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 慶応元年(1865年)に当地の里人によって人丸神社の分霊が勧請されたという
→ 地名の「鳶」は漂泊集団を鳥に例えたものという説がある
⇒ 漂泊する職能集団によって人丸神が信仰されたと云われる(和邇族に属する氏族がそれに当たるとも)
⇒ 一説には、小野氏、柿本氏は和邇族に属すると云われる
・真長田八幡宮(人丸社):山口県美祢郡美東町真名433(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・柿本神社:山口県山口市仁保上郷上ヶ山(マップ)
→ 人丸大明神を祀る
⇒ 上ヶ山、葛坂の神仏をまとめて村社とした
⇒ 文化11年(1814年)に人丸神を勧請したという(人丸木像を祀る)
・人丸神社:山口県山口市仁保下郷(マップ)
→ 祠に人丸神像(木像)を祀る
→ 昔、疫病が流行したため、病難防除を願って高津柿本神社から勧請されたという
・倉稲神社:山口県山口市仁保中郷中屋(マップ)
→ 祠に人丸像を祀る
⇒ 祭神は倉稲魂命・稲荷大明神・厳島大明神・柿本人丸)
⇒ 地元では疫神社・人丸様とも
→ 享和2年(1802年)9月に中尾村に痢病流行したため、疫神様を勧請したという
⇒ 享保年間に人丸神の召姫が白鷺となって現れたことから、高津柿本神社から勧請したという伝承もある
・日吉神社(人丸社):山口県山口市大内御堀4387-3(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
→ 赤痢病・伝染病の神として祭られたとされる
・人丸神社:山口県山口市宮野七房(マップ)
→ 小祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 七房に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したと伝わる
・仁壁神社:山口県山口市三の宮2丁目6-22(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・市場大神宮:山口県山口市阿東嘉年下(マップ)
→ 相殿に人丸社を祀る
・人麻呂社:山口県山口市阿東嘉年下
→ 小祠に柿本人麻呂を祀る
・柿本神社:山口県山口市阿東徳佐台
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・柿本神社:山口県山口市阿東嘉年下
・柿本神社:山口県山口市阿東地福上
→ 社祠に柿本人麻呂を祀り、疫病防除の神として信仰している
・地福八幡宮(権現社):山口県山口市阿東地福上1789(マップ)
→ 境内社「権現社」に柿本人麿を祀る
・菅原神社:山口県阿武郡阿武町奈古2947番地の1
→ 相殿に柿本社を祀る
・古熊神社(三森神社):山口県山口市古熊1-10-5(マップ)
→ 境内社「三森神社」に柿本人麿を祀る
⇒ 人丸神は眼病平癒に霊験あらたかとされる
・人丸神社:山口県山口市木町6-15(マップ)
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 文化6年(1809年)、火難防除のために高津柿本神社より勧請したとされる
・中郷八幡宮(人丸神社):山口県山口市小郡新町4丁目13-1(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・厳島神社:山口県山口市小郡下郷東津中2401(マップ)
→ 人丸神社を合祀する
→ 明治初年に末社として、人丸神社、妙見社、龍神社、金比羅大権現、幸神を合祀したとされる
・人丸神社:山口県山口市鋳銭司小森
→ 社祠に柿本人麻呂を祀る
→ 約200年前に小森部落に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・浮橋神社(人丸神社):山口県山口市徳地三谷字奥谷(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本大明神を祀る
⇒ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 文化3年(1806年)8月3日に柿本大明神が勧請されたと伝わる
・人丸神社:山口県山口市徳地堀字下庄方(マップ)
→ 社祠に人丸神像(塑像)を祀る
→ 明治33年(1900年)、赤痢が流行したため、疫病鎮静を願って高津柿本神社より勧請したとされる
・赤田神社:山口県山口市吉敷780(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・恒冨八幡宮(人丸神社):山口県山口市黒川1149(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
・埴山神社(人丸社):山口県防府市久兼669(マップ)
→ 境内の石祠群に「人丸社」がある
・熊野神社(人丸神社):山口県防府市上右田1078(マップ)
→ 境内の裏山に「人丸神社」の社祠が祀られている
・大歳神社(人丸神社):山口県防府市真尾(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麿を祀る
→ 慶応4年(1866年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県防府市東佐波令(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
→ 寛政11年(1799年)に疫病除けのため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市向島(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 安政3年(1856)に向島に痢疫が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
・人磨神社:山口県防府市勝間1丁目12-1(マップ)
→ 社祠に人丸神像(木像)を祀る
⇒ 膿瘡に霊験があるとも
・桑山八幡宮(柿本人麿社):山口県防府市桑山2丁目15-1(マップ)
→ 境内社「柿本人麿社(石祠)」に柿本人麿を祀る
・宇佐八幡宮(人丸社):山口県防府市鈴屋840(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人麿を祀る
⇒ 周辺には かつて奈美田中の人丸社(柿本人麻呂を祀る)もあったが廃社となったという
・繁枝神社(人麻呂社・おうばん社):山口県防府市台道527(マップ)
→ 境内社「人麻呂社」に柿本人麻呂を祀る
→ 境内社「おうばん社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 文政3年(1820年)9月、疫病が流行ったため、長門国から人麻呂大明神を勧請すると疫病が止んだという
・二所山田神社:山口県周南市鹿野上2898(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・三島神社(柿本神社):山口県周南市鹿野中(マップ)
→ 末社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・金峯神社(河内神社):山口県周南市金峰4581(マップ)
→ 境内社「河内神社」の相殿に柿本人丸を祀る
・白山穂河神社:山口県周南市金峰(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・河内神社(柿本神社):山口県周南市莇地559(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麿を祀る
・中須八幡宮(須賀神社・五柱神社):山口県周南市中須2663(マップ)
→ 境内社「須賀神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「五柱神社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸神を合祀する
→ 境内社「柿本人丸社」に柿本人丸神を合祀する
・人丸神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・氷見神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・河内神社:山口県周南市須万(マップ)
→ 柿本人丸を合祀する
⇒ 人丸肖像を刻んだ石板を御神体として祀る
・亀山八幡宮(杵崎神社):山口県周南市須万2608(マップ)
→ 境内社「杵崎神社」に「須万村字日浦 八幡宮末社柿本社」を合祀する
⇒ 他に中原にあったとされる人丸社も合祀するという
⇒ 八朔祭を行う(宮司家では柿の葉に赤飯を盛って神前に供えるとも)
・河内神社:山口県周南市高瀬840(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
⇒ 元は疫病除けに高津柿本神社より勧請したとされる
・飛龍八幡宮(河築神社):山口県周南市須々万本郷312(マップ)
→ 境内社「河築神社」に柿本人麿を合祀する
⇒ 古来より疫病除の神として祀られてきたとも
・天満宮:山口県周南市中須南(マップ)
→ 相殿に人丸社を合祀する
・人丸神社:山口県周南市中須南(マップ)
→ 社祠に人丸神像を祀る
・人丸社:周南市戸田字中河原(マップ)
→ 石祠に柿本人丸を祀る
→ 明治10年(1877)頃、数年間にわたって火災が起こったため、高津柿本神社より勧請したとされる
・熊毛神社:山口県周南市呼坂(マップ)
→ 人丸社と合祀するとされる
・熊野神社(人丸社):山口県周南市権現町2-27(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・人丸会館:山口県下松市南花岡7丁目9-19(マップ)
→ 柿本人麿を祀る
→ 宝暦年中(1751~1764年)に高津柿本神社より勧請したとされる
・人丸神社:山口県周南市須々万一の坂
→ 石祠に柿本人丸を祀る
⇒ 周囲に妙見社の石祠を祀る
・河内神社:山口県周南市米光163-1(マップ)
→ 柿本人丸神(柿本人丸大人)を配祀する
⇒ 元は天保6年(1835)、疫病除けに高津柿本神社より勧請し、西山に祀ったとされる
・柿本人麿社:山口県周南市福川2丁目(マップ)
→ 人麿大明神を祀る
→ 天保7年(1836)の大飢饉の後、市井木に疫病が大流行したため、人麿大明神を祀ったことに始まる
⇒ 疫病除・火難除・安産・眼病平癒・学問・水難海上安全の神徳があるとされる
・楞厳寺:山口県周南市大字湯野牧1929(マップ)
→ かつて人丸社があったとされる(現存せず)
・二俣神社(天満宮):山口県周南市大向1643-13(マップ)
→ 境内社「天満宮」に外一座(柿本人麻呂と推定)を祀る
・河内宮神社(杵崎社):山口県周南市大道理
→ 境内社「杵崎社」に柿本人麻呂を合祀する
・河内神社:山口県周南市鹿野下420(マップ)
→ 柿本人丸神を合祀する
・有飯八幡宮(柿本神社):山口県光市小周防2759(マップ)
→ 境内社「柿本神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 学業推奨の加護・疫災消除の神として祀られる
・五社(柿本人麻呂社):山口県光市光井9丁目3(マップ)
→ 荒神社を主神とし、柿本人麻呂社を相殿に祀る
・諏訪神社:柳井市日積字諏訪(マップ)
→ 人丸社を合祀する
・熊野神社(柿本大明神):山口県光市島田4丁目9-25(マップ)
→ 境内社「柿本大明神」に柿本大明神を祀る
・大帯姫八幡宮(大里天満宮):山口県柳井市日枝3920番(マップ)
→ 境内社「大里天満宮」に柿本人麿が配祀される
・人丸神社:山口県柳井市伊保庄(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・宇佐八幡宮(人丸神社):山口県岩国市錦町宇佐(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・神沼田神社:山口県岩国市錦町深須上沼田(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は、嘉永4年(1851年)に疫病が流行したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 昭和52年(1977年)、白鳥神社、地主神社、杵崎神社、柿本人麻呂神社、愛宕社を合併して合祀したとされる
・田屋河内神社:岩国市錦町大野字大野中(マップ)
→ 人丸社を合祀する
⇒ 人丸社は高津柿本神社より勧請したとされ、独自の人丸伝承および信仰・習俗があるとされる
・河内神社:山口県岩国市錦町広瀬尾川(マップ)
→ 人丸社を合祀しているとされる
・河内神社:山口県岩国市美和町秋掛1882-2(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・菅原神社:山口県岩国市玖珂町6164番地(マップ)
→ 柿本人麻呂を祀る
・中田八幡宮:山口県岩国市周東町田尻683番(マップ)
→ 柿本人麻呂を配祀する
・斎宮神社:山口県岩国市周東町西長野292(マップ)
→ 柿本人麿を配祀する
・河内神社(人丸社):山口県岩国市本郷町波野1615(マップ)
→ 境内社「人丸社」に柿本人丸を祀る
・白羽神社:山口県岩国市美和町北中山二ッ野(マップ)
→ 柿本人麿命を配祀する
・寄崎神社(人丸神社):山口県岩国市美和町生見長角(マップ)
→ 愛宕社の隣の人丸神社に柿本人麿を祀る
・人丸神社:山口県岩国市美和町生見志谷(マップ)
→ 社祠内の祭壇に柿本人丸を祀る
⇒ 高津柿本神社より勧請したとされる
・大元神社:山口県岩国市美和町田ノ口(マップ)
→ 柿本神社を相殿に祀る
⇒ 祭壇には左に岩神様、中央に天御中主大神(三山祇大神)、右に河内大神の三柱が祀られるという
・寄江柿本大明神:山口県岩国市美和町下畑柿ノ木原
→ 相殿に人丸明神を祀る
⇒ 祭壇には人丸神像を祀り、疫病除難の神徳があるとされる
⇒ 相殿の寄江大明神は「えびす」とされる
・龍田社:山口県岩国市美川町添谷東谷(マップ)
→ 出雲社・柿本社・龍田社・不詳社・天照大神宮の五座を祀る
・山内神社:山口県岩国市美川町根笠山之内(マップ)
→ 人丸大明神を合祀する
・河内神社(人丸神社):山口県岩国市美川町南桑久保(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人丸を祀る
・高森天満宮(人麿神社):山口県岩国市周東町下久原1485(マップ)
→ 境内社「人麿神社」に柿本人麿を祀る
・丹生河内神社(人丸神社):山口県岩国市周東町獺越北畑(マップ)
→ 境内社「人丸神社(客社)」に柿本人丸を合祀する
・岩隈八幡宮:山口県岩国市周東町祖生宮源7179(マップ)
→ 末社に「柿本社」があるという文献がある
・人丸・大師堂:山口県岩国市周東町祖生今岡(マップ)
→ 堂内に弘法大師とともに柿本人麻呂が祀られる
→ 明治20年代に今岡部落に赤痢が蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
⇒ 高津柿本神社の柿本大明神は「疫病の神」として勧請されることが多いようである
・椎尾八幡宮:山口県岩国市岩国4丁目1-8(マップ)
→ 相殿として柿本社を合祀する
・椎尾八幡宮:山口県岩国市角82(マップ)
→ 柿本人丸を配祀する
・人丸神社:岩国市竹安箕ノ越
→ 柿本人麻呂朝臣を祀る
⇒ 寛政12年(1800年)3月、河内郷一帯に疫病蔓延したため、高津柿本神社より勧請したとされる
徳島県
・八幡神社:徳島県那賀郡那賀町谷内字中分33(マップ)
→ 柿本人丸神を配祀する
⇒ 古い地名は島根郷谷内であり、かつては「柿本神社」と称していたとも
⇒ 柿本人麻呂の墓所を案内する石碑があったとも(現存せず)
⇒ 藩政時代は歌人に崇敬を集めたとも
・人丸神社:徳島県鳴門市里浦町里浦花面156(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 人麻呂は諸国放浪でこの土地を訪れ、しばらく滞在し弟子を集めて歌会をしたとされる
⇒ 人麻呂の死後、その霊験にあやかって歌・学問の神として信仰されてきたとされる
→ 柿本人丸神を配祀する
⇒ 古い地名は島根郷谷内であり、かつては「柿本神社」と称していたとも
⇒ 柿本人麻呂の墓所を案内する石碑があったとも(現存せず)
⇒ 藩政時代は歌人に崇敬を集めたとも
・人丸神社:徳島県鳴門市里浦町里浦花面156(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
⇒ 人麻呂は諸国放浪でこの土地を訪れ、しばらく滞在し弟子を集めて歌会をしたとされる
⇒ 人麻呂の死後、その霊験にあやかって歌・学問の神として信仰されてきたとされる
愛媛県
・大洲領総鎮守八幡宮(人麿神社・天満神社):愛媛県大洲市阿蔵甲1843(マップ)
→ 末社「人麿神社・天満神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 江戸期に勧請されたと云われる
・湯嶋天神社(古仙神社):愛媛県八幡浜市五反田1-1316(マップ)
→ 境内社「古仙神社」に柿本人麿を祀る
→ 末社「人麿神社・天満神社」に柿本人麿朝臣を祀る
⇒ 江戸期に勧請されたと云われる
・湯嶋天神社(古仙神社):愛媛県八幡浜市五反田1-1316(マップ)
→ 境内社「古仙神社」に柿本人麿を祀る
高知県
・八幡宮(三神社):高知県高知市春野町(マップ)
→ 境内社「三神社」に柿本人丸を合祀する
→ 境内社「三神社」に柿本人丸を合祀する
九州地方
福岡県
・住吉神社(人丸神社):福岡県福岡市博多区住吉3-1-51(マップ)
→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 「和歌の神」として祀られる
・宗像大社(和歌神社):福岡県宗像市田島2331(マップ)
→ 境内社「和歌神社」に柿本人麿を祀る
・和歌神社:福岡県宗像市大井929(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・蒲生八幡神社(幸彦社):福岡県北九州市小倉南区蒲生5丁目6(マップ)
→ 境内社「幸彦社」に柿本人丸を祀る
長崎県
・諏訪神社(厳島神社):長崎県長崎市上西山町3(マップ)
→ 境内社「厳島神社」に柿本人麿を配祀する
熊本県
参考サイト:神奈備にようこそ(柿本人麻呂を祀る神社一覧)、防長人丸社新考
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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→ 境内社「人丸神社」に柿本人麻呂を祀る
⇒ 「和歌の神」として祀られる
・宗像大社(和歌神社):福岡県宗像市田島2331(マップ)
→ 境内社「和歌神社」に柿本人麿を祀る
・和歌神社:福岡県宗像市大井929(マップ)
→ 柿本人丸を祀る
・蒲生八幡神社(幸彦社):福岡県北九州市小倉南区蒲生5丁目6(マップ)
→ 境内社「幸彦社」に柿本人丸を祀る
→ 境内社「厳島神社」に柿本人麿を配祀する
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