人文研究見聞録:はんごろし [徳島県]

徳島県の郷土料理である「はんごろし」です。

詳しく言えば、徳島県の那賀町で作られている郷土料理のおはぎのことであり、もち米とうるち米のごはんで餡を包み、周りにきな粉がまぶされているものとなっています。

なお、米には草が混じっており、「草もち」とも呼ばれていた時期があったそうです。


感想


人文研究見聞録:はんごろし [徳島県]
パッケージ
人文研究見聞録:はんごろし [徳島県]
中身

物騒なネーミングセンスに惹かれて購入してみましたが、「はんごろし」というのは米粒を半分だけ潰していることから名付けられたとされており、米粒を全て潰したお餅は「みなごろし」と呼ばれるんだそうです(さらに物騒になりますね)。

なお、味の方は、若干の塩気と薄い甘味のある餡子がバランスよく調和しており、なかなか美味しいと思います。また、半分残した米粒の食感も楽しめ、さらにきな粉と餡子を両方を味わえるため、いわゆるおはぎを食べた時よりも、なんとなくお得感があります(なお、味は製造場所によって異なるとされる)。

1つ当たり約100円という価格であり、大体3~5個ぐらいのパックで販売されています。もち米で作られているため、なかなか腹持ちも良く、コスパも悪くはないと思います。そのため、個人的にはオススメの一品ですね(主に那賀町で販売)。
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。