徳島県徳島市にある阿波史跡公園（あわしせきこうえん）です。

平成5年（1993年）に徳島市制100周年記念で気延山の上に造られた公園であり、園内には歴史文化ゾーン・古代生活ゾーン・歴史の森ゾーン・自然体験ゾーンという4つの区画に、それぞれの見どころが設けられています。

そもそも公園のある気延山には気延山古墳群と呼ばれる200余りの古墳が存在し、その歴史は縄文時代にまで遡るとされています。そのため、歴史文化ゾーンにある徳島市立考古資料館には、縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安という時代それぞれの遺構から発掘された考古資料が展示してあるそうです（見てはいません…）。

また、歴史の森ゾーンでは古代から存在する神社や古墳の数々が残されており、古代生活ゾーンには竪穴住居や高床倉庫などの復元住居が安置されています。ここでは古代生活ゾーンを取り上げて、下記に紹介したいと思います。




阿波史跡公園の古代生活ゾーンには、石器～縄文時代をイメージしたオブジェの数々が安置されています。

石器風オブジェ

石器風の滝

また、園内の広い敷地には復元された竪穴住居や高床倉庫が安置されており、中に入ってみることもできます。

竪穴住居

高床倉庫

そのほか、トイレも古代風に造られており、なかなか遊び心のある公園づくりをされています。

公園の全景

古代風トイレ

なお、園内の見どころは全て無料で見られるので、その点も魅力ですね。