貴船神社・参道 [京都府]
2016/06/07
京都市左京区にある貴船神社(きふねじんじゃ)の参道について紹介したいと思います。
※貴船神社に関する その他の項目については末尾にリンク先をまとめています。
概要
貴船神社の範囲は広く、貴船口駅の周辺には一の鳥居があり、また関連社なども点在しています。
なお、本宮までの道程は坂道となっており、徒歩で上がると本宮まで約30分程度かかります。
バスで上がることもできますが、徒歩だと美しい風景や、道中の巨石や関連社なども巡ることができます。
そのため、このページでは貴船神社の参道の見どころを紹介したいと思います。
貴船神社・参道の見どころ
一の鳥居
貴船神社の参道にある一の鳥居です。
貴船口駅の南側に位置しています(やや参道の反対側に戻る必要がある)。
梶取社
貴船神社の参道にある梶取社(かじとりしゃ)です。
一の鳥居付近に位置しており、由緒と祭神は以下のようになっています。
梶取社の由緒
由緒書によれば、玉依姫命が水源の地を求めて黄船に乗って淀川、鴨川を遡って来た時、上手く舵を操った梶取大神を祀っていると伝えられ、航海安全・交通安全・人生進路守護の神として崇められているとされています。
由緒書によれば、玉依姫命が水源の地を求めて黄船に乗って淀川、鴨川を遡って来た時、上手く舵を操った梶取大神を祀っていると伝えられ、航海安全・交通安全・人生進路守護の神として崇められているとされています。
梶取社の祭神
・宇賀魂命(ウガノミタマ):いわゆる稲荷神に当たる
・梶取大神(かじとりのおおかみ):由緒書に記載は無いが、古伝によれば この神が祭神とされる
・宇賀魂命(ウガノミタマ):いわゆる稲荷神に当たる
・梶取大神(かじとりのおおかみ):由緒書に記載は無いが、古伝によれば この神が祭神とされる
蛍岩
貴船神社の参道にある蛍岩(ほたるいわ)です。
参道にある巨石であり、平安時代の女流歌人である和泉式部(いずみしきぶ)が貴船神社に参詣した際に詠んだ『もの思へば 沢の蛍も わが身より あくがれ出づる 魂かとぞ見る 木船川 山もと影の夕暮れに 玉ちる波は 蛍なりけり』という歌に因むとされます。
なお、蛍の名所として知られており、6月中頃から付近一帯で蛍の乱舞が見られるそうです。
梅宮社
貴船神社の参道にある梅宮社(うめみやしゃ)です。
貴船神社の境外末社であり、祭神に木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)を祀っています。
白石社
貴船神社の参道にある白石社(しらいししゃ)です。
貴船神社の境外末社であり、祭神に下照姫命(シタテルヒメ)を祀っています。
なお、この社に関して社殿の前まで行くには川を横切る必要があります。
烏帽子岩
貴船神社の参道にある烏帽子岩(えぼしいわ)です。
昔、大宮人(宮中に仕えた貴人)が この石の上に烏帽子を置いて身を清めたと云われています。
鞍馬寺西門
貴船神社の参道にある鞍馬寺西門です。
ここから鞍馬寺方面まで抜けることが出来ます。
なお、鞍馬の火祭の当日は、15:00くらいには封鎖されるため注意が必要です。
参道の風景ギャラリー
貴船神社の参道で見られる風景をギャラリー形式で載せておきます。
関連項目
・貴船神社・本宮
・貴船神社・結社
・貴船神社・奥宮
・貴船神社にまつわる伝説
料金: 無料
住所: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町(マップ)
営業: 参道は終日開放
交通: 貴船口駅(本宮まで徒歩26分)
公式サイト:http://kifunejinja.jp/index.html
住所: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町(マップ)
営業: 参道は終日開放
交通: 貴船口駅(本宮まで徒歩26分)
公式サイト:http://kifunejinja.jp/index.html
スポンサーリンク
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿