熊野若王子神社 [京都府]
2018/05/08
京都市左京区にある熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)です。
哲学の道沿いに鎮座している古社であり、祭神に国常立神・伊佐那岐神・伊佐那美神・天照皇大神を祀っています。
現在は花見や紅葉の名所としても知られているそうです。
神社概要
由緒
由緒書によれば、永歴元年(1160年)に後白河法皇が熊野権現を勧請して創立した若王子の鎮守社で、社名はアマテラスの別称である若一王子に由来するとされています。以後、室町幕府および武家の信仰を集めると共に花見の名所としても知られ、寛政6年(1465年)3月には足利義政によって花見の宴が催されたそうです。
その後は応仁の乱によって荒廃したとされますが、後に豊臣秀吉が再興し、その時に社殿と境内の整備が行われたそうです。さらに明治期には本宮・新宮・那智・若宮の4社殿を修築したとされますが、それを昭和53年(1978年)に一社相殿に改築し、現在のような形になったとされています。
祭神
熊野若王子神社の祭神は以下の通りです。
・国常立神(クニノトコタチ):天地開闢の後に生まれた国土神とされ、神話の中で最も古い神に当たる
→ 那智大社・速玉大社および玉置神社(奥宮)で祭神として祀られている
・伊佐那岐神(イザナギ):『記紀』において国産み・神産みの男神とされる(熊野三所権現・熊野十二所権現の一)
・伊佐那美神(イザナミ):『記紀』において国産み・神産みの女神とされる(熊野三所権現・熊野十二所権現の一)
・天照皇大神(アマテラス):太陽を神格化した皇祖神であり、伊勢内宮の主祭神として有名(熊野十二所権現の一)
→ 那智大社・速玉大社および玉置神社(奥宮)で祭神として祀られている
・伊佐那岐神(イザナギ):『記紀』において国産み・神産みの男神とされる(熊野三所権現・熊野十二所権現の一)
・伊佐那美神(イザナミ):『記紀』において国産み・神産みの女神とされる(熊野三所権現・熊野十二所権現の一)
・天照皇大神(アマテラス):太陽を神格化した皇祖神であり、伊勢内宮の主祭神として有名(熊野十二所権現の一)
境内社
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熊野若王子神社の境内社は以下の通りです。
・恵比須殿:恵比須神像を祀る
・牛頭大神:牛頭大神(臥牛像)を祀る
・牛頭大神:牛頭大神(臥牛像)を祀る
境内の見どころ
社頭
熊野若王子神社の社頭です。
神木
熊野若王子神社の神木です。
樹齢400年以上の梛の木であり、熊野参詣や伊勢参宮の折にミソギの木として用いられたそうです。
鳥居
熊野若王子神社の鳥居です。
社殿
熊野若王子神社の社殿です。
金剛地蔵尊
熊野若王子神社に祀られている金剛地蔵尊です。
地蔵堂
熊野若王子神社の地蔵堂です。
料金: 無料
住所: 京都府京都市左京区若王子町2(マップ)
営業: 8:30~17:00
交通: 蹴上駅(徒歩16分)
公式サイト: https://nyakuouji-jinja.amebaownd.com/
住所: 京都府京都市左京区若王子町2(マップ)
営業: 8:30~17:00
交通: 蹴上駅(徒歩16分)
公式サイト: https://nyakuouji-jinja.amebaownd.com/
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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