新潟県立歴史博物館 [新潟県]
2016/08/02
新潟県長岡市にある新潟県立歴史博物館(にいがたけんりつれきしはくぶつかん)です。
縄文時代から現代に至るまでの新潟県の歴史を展示しており、出土品の展示物が非常に豊富な博物館となっています。
なお、館内の展示は ほぼ縄文時代に特化しているため、縄文時代が好きな方には とてもオススメのスポットです。
博物館について
概要
新潟県立歴史博物館は、2000年に開館した博物館であり、新潟県における「縄文時代の文化」や「現代までの歴史・民衆生活に関する資料」などが展示されています。
館内の展示は主に、「縄文文化をさぐる」「縄文人の世界」「米づくり」「雪と暮らし」「新潟県のあゆみ」という5つのコーナーに分けられており、それぞれ出土品やジオラマなどを以って詳しい解説がなされています。
なお、縄文時代の土器・土偶などの遺物の展示が多く、その他の地域の遺物の展示もあるため、非常に見どころが豊富であるという所が特徴的です。
また、館内入口には「写真・ビデオ撮影OK」と堂々と表示されているため、非常に良心的な博物館であると言えます。
アクセス
新潟県立歴史博物館は、長岡駅から車で20分以上かかる場所に位置しているため、アクセスは非常に悪いと言えます。
そのため、長岡駅前からバスに乗っても片道40分程度掛かり、さらにバスの本数も少ないため、公共の交通機関を使っての来館を計画している場合は、ある程度の時間の余裕を計算に入れておいた方が無難です。
なお、当館から北に15分程度歩けば、火焔土器に特化した考古館である馬高縄文館に行くことができます。
館内の見どころ
博物館入口のオブジェ
博物館の入口付近には、縄文土器や縄文時代風のオブジェが多数安置されています。
それなりに芸術性が高いものであり、なかなか見ごたえがあります。
近隣の遺跡の出土物
館内には、縄文土器や黒曜石の破片をはじめ、銅鏡や太刀など、近隣から出土した遺物が展示されています。
特に特殊な装飾の施された縄文土器片が多いので、縄文土器に興味のある方には とてもオススメです。
土器
館内には、縄文土器に特化したコーナーがあります。
ここでは長岡市で出土する「火焔土器」を中心に、様々な装飾の施された土器が展示されています。
土偶
館内には、土偶に特化したコーナーがあります。
ここでは全国で出土した特殊な形の土偶が紹介されているため、信濃や東北地方特有の土偶類も一覧することができます。
土面
館内には、土面(どめん)に特化したコーナーがあります。
土面とは、縄文時代に粘土を焼き上げて作られたとされる面であり、様々な表情で作られていることがなかなか面白いです。
石棒
館内には、石棒(せきぼう)に特化したコーナーがあります。
石棒とは、縄文時代の棒状磨製石器であり、男性器をモチーフにして造られた祭具・呪具の類であるとされています。
全国から数々の石棒が集められており、古代の生殖器崇拝を考えるとなかなか興味深いものであると言えます。
ヒスイ
館内には、翡翠(ヒスイ)に特化したコーナーがあります。
ヒスイとは宝石の一種であり、糸魚川の流域でよく採取されることから、勾玉などの装飾品の原料となったとされます。
なお、現在でも糸魚川市内のヒスイ海岸に打ち上げられるらしく、ここで採取することが可能だそうです。
縄文人の暮らし
館内には、縄文人の暮らしに特化したコーナーがあります。
ここではジオラマを通して縄文時代の人々の暮らしを垣間見ることができます。
新潟県の歴史・文化
館内には、新潟県の歴史・文化に特化したコーナーがあります。
ここではジオラマや資料、そのほか民芸品などを通して新潟県の歴史を学ぶことができます。
新潟県の暮らし
館内には、新潟県の暮らしに特化したコーナーがあります。
ここではジオラマを通して新潟県の人々の暮らし(特に雪にまつわるもの)を学ぶことができます。
料金: 一般510円、大学・高校生200円、中学生以下無料
住所: 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2(マップ)
営業: 9:30~17:00(月曜定休)
交通: 長岡駅(徒歩240分)、越後交通バス「博物館前下車」
公式サイト: http://nbz.or.jp/
住所: 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2(マップ)
営業: 9:30~17:00(月曜定休)
交通: 長岡駅(徒歩240分)、越後交通バス「博物館前下車」
公式サイト: http://nbz.or.jp/
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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