【当サイトについて】

・当ブログは「人文研究見聞録(じんぶんけんきゅうけんぶんろく)」と言います。
・このブログでは、著者が実際に見た・体験した「日本」についての記事を書いています。
・その他にも「日本神話」の独自研究についての記事なども書いています。
・サイト内のコンテンツについては、上部のメニューバーおよびサイト右側に配置したメニューを参照してください

2015年11月19日木曜日

朝倉古墳 [高知県]

人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]

高知県高知市朝倉にある朝倉古墳(あさくらこふん)です。

朝倉神社の神体山である赤鬼山の南麓に位置しており、巨大な石で組まれた石室が特徴的な古墳となっています。

また、南国市にある小蓮古墳・明見彦山1号墳と合わせて「土佐三大古墳」とも呼ばれているそうです。


概要


朝倉古墳は、案内板では以下のように説明されています。

県指定史跡 朝倉古墳

朝倉古墳は、南国市岡豊町の小蓮古墳、中村市の古津賀古墳と並ぶ土佐の代表的な後期古墳のひとつである。

封土は取り除かれ、石室の石組は露出しているが、構造は両袖の横穴式石室である。遺骸を安置する玄室の奥壁は一枚岩で、長さ5.4m、高さ2.4m、側壁は二枚の石で二段積みである。

玄室と外部との通路である羨道は、現存部で長さ2.6m、幅2.13mを測る。明治の初頭に発掘され、須恵器・馬具などが発見されたといわれるが、遺物は現存しない。構築時期は石室構造からみて七世紀前半と考えられる。

朝倉古墳のスペック

人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]

朝倉古墳のスペックを以下にまとめました。

古墳の特徴

かつては円墳だった(昭和初期の開墾によって封土は削平され、現在は石室を露出した形となっている)
構造は両袖の横穴式石室である
石室には巨石が用いられている(奈良の石舞台古墳と見た目が類似する)
玄室の奥壁は一枚岩で、側壁は二枚の石で二段積みである

玄室

・長さ:5.4メートル
・横幅:2.6メートル

羨道

・長さ:3.9メートル(1mほど削られており、本来の長さは4.9mとされる)
・横幅:1.1メートル

出土物

・須恵器:日本で古墳時代から平安時代まで生産された陶質土器(炻器)
・馬具:馬に装着させる道具類
・鉄鏃:鉄製の鏃(やじり)

朝倉古墳の様子

人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]

朝倉古墳の場所は少々分かり辛い場所にあります。

まず、朝倉神社から出て西方の道沿いに進んでいくと指のマークのついた案内標識が出てきます。

ここで道沿いを進むのでは無く、指の先を追って方向転換すると細い階段が見えてきます。

人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]
案内標識
人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]
古墳へ続く階段

この階段を降りて行くと目の前に巨大な朝倉古墳の石室が現れます(道からは見えない)。

朝倉古墳は巨石を組んで石室を形成しており、その石の大きさは大小様々です。

しかし、玄室の入口は幾何学的な形状になっており、石室の巨石とは雰囲気が異なります。

人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]
玄室の入口
人文研究見聞録:朝倉古墳 [高知県]
玄室内部

よって、玄室はそれなりに計算して切り出した石を使って造られたものと考えられます。

なお、古墳全体の雰囲気は、奈良県にある石舞台古墳の露出部を彷彿とするような感じです。

そのため、なんとなく不思議な雰囲気を持つ古代遺跡であるように思います。

また、付近には鬼伝説の残る赤鬼山がありますが、この古墳は鬼と関係するものなのでしょうか?

ちなみに古墳の階段を降りずに道なりに進むと、赤鬼山の登山口に辿り着くことができます。

料金: 無料
住所: 高知県高知市朝倉(朝倉神社の西方
営業: 終日開放
交通: 朝倉神社前駅(徒歩7分)、宮の奥駅(徒歩10分)

公式サイト: http://www.kochinet.ed.jp/bunkazai/details/410-2/410-2-02.htm

スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿