矢田寺(矢田地蔵尊) [京都府]
2019/11/10
京都市中京区にある矢田寺(やたでら)です。
寺町通りの一角にある寺で本尊に地蔵菩薩を祀っており、矢田地蔵(やたじぞう)の名で知られています。
寺院概要
縁起
案内板によれば、当寺は金剛山矢田寺と号する西山浄土宗の寺で、通称「矢田地蔵」という名で知られており、寺伝によって平安初期に大和国(奈良県)の矢田寺の別院として五条坊門(下京区)に創建され、以後 寺地を転々として天平7年(1579年)に現在地に移されたと伝えられているとされます。
本堂に安置されている本尊は高さ約2メートルの地蔵菩薩(矢田地蔵)の立像で、開山の満慶上人が冥土に行った際に出会った生身の地蔵尊の姿を彫らせたものだといわれており、俗に代受苦地蔵と呼ばれ、地獄で亡者を救う地蔵として人々の信仰を集めているのだそうです。
本尊
・地蔵菩薩:仏教における菩薩の一
→ 釈迦の入滅後から弥勒仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生を教え導くことを誓いとした菩薩
→ 釈迦の入滅後から弥勒仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生を教え導くことを誓いとした菩薩
境内の見どころ
入口
矢田寺の入口です。
梵鐘(送り鐘)
矢田寺の梵鐘です。
この鐘は六道珍皇寺の"迎え鐘"に対して"送り鐘"と呼ばており、死者の霊を迷わず冥土に送るために撞く鐘とされます。
そのため、精霊送りの際には多くの参拝者で賑わうそうです。
厄除開運しあわせ大日如来
矢田寺の厄除開運しあわせ大日如来です。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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