小田神社 (御守明神) [島根県]
2017/08/29
島根県出雲市にある小田神社(おだじんじゃ)です。
『出雲国風土記』の「小田社」に比定される古社であり、主祭神に彦火火出見命を祀っています。
神社概要
由緒
当社の創建年代は不明なものの、『出雲国風土記』の「小田社」、『雲陽誌』の「御守明神」に当たる神社とされています。
祭神
小田神社の祭神は以下の通りです。
【主祭神】
・彦火火出見命(ヒコホホデミ):天孫・ニニギとコノハナサクヤヒメの子であり、ニニギから皇位を継承した
→ 「海幸山幸神話」における山幸彦に当たる(トヨタマヒメを妻として、子にウガヤフキアエズを儲けた)
→ ホオリという別名もある
【配祀神】
・豊玉姫命(トヨタマヒメ):ヒコホホデミ(山幸彦)の后であり、ウガヤフキアエズの母神に当たる
→ 『記紀神話』によれば、海中にある海神宮に住む神であり、その正体は鰐もしくは龍であったとされる
・鵜草葺不合尊(ウガヤフキアエズ):ヒコホホデミとトヨタマヒメの子であり、神武天皇の父に当たる
・玉依姫命(タマヨリヒメ):ウガヤフキアエズの后であり、神武天皇の母に当たる
・彦火火出見命(ヒコホホデミ):天孫・ニニギとコノハナサクヤヒメの子であり、ニニギから皇位を継承した
→ 「海幸山幸神話」における山幸彦に当たる(トヨタマヒメを妻として、子にウガヤフキアエズを儲けた)
→ ホオリという別名もある
【配祀神】
・豊玉姫命(トヨタマヒメ):ヒコホホデミ(山幸彦)の后であり、ウガヤフキアエズの母神に当たる
→ 『記紀神話』によれば、海中にある海神宮に住む神であり、その正体は鰐もしくは龍であったとされる
・鵜草葺不合尊(ウガヤフキアエズ):ヒコホホデミとトヨタマヒメの子であり、神武天皇の父に当たる
・玉依姫命(タマヨリヒメ):ウガヤフキアエズの后であり、神武天皇の母に当たる
境内社
小田神社の境内社は以下の通りです。
・不詳社4社(祭神不明)
境内の見どころ
鳥居
小田神社の鳥居です。
坂の上に位置しています。
神門(随神門)
小田神社の神門です。
石段の途中に設けられており、随神が向かい合わせに祀られています。
道祖神
小田神社にある道祖神(どうそしん)です。
拝殿
小田神社の拝殿です。
本殿
小田神社の本殿です(参拝時には、改築の途中でした)。
五穀成就碑
小田神社にある五穀成就碑です(社日に代わるものでしょうか?)。
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「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。
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